今日もまた、パリのホテルで撮ったアンティークの写真です。
こちらも今回の買付けの大収穫の一つ。
DIGOIN(ディゴワン)の陶磁器です。
プロヴァンスの蚤の市で見つけたときは、思わず歓声をあげたくらいです。
DIGOINというのは、フランスの窯元のことで、アンティークの世界では
人気ブランドの一つになっています。
フランスの焼き物といえば、
リモージュ焼きが有名ですが、
カラフルで華やかなリモージュ焼きに対し、DIGOINの食器は淡彩で素朴な味わいがあります。
今回買ったのは、ブルー濃淡のバラの花のシリーズ。1930年頃のものです。
一枚一枚手描きされた、ほんとう~に素敵な食器です。
しかも、ディナー皿12枚、楕円皿、大皿、深皿、スープボウル、ケーキ皿とケーキサーバー
全てがほとんど無傷で完璧な状態!奇跡です。
こういった食器はセットでしか売ってくれないので、中には必ずと言っていいほど
ヒビや欠けの入ったものが混じっているのですが、今回は完璧です。
左端のピンクのお皿はDIGOINではありませんが、ピンクの小花柄がとても可愛いですよ。
前回買ったダリア柄のDIGOINのお皿がまだ店にも数枚ありますが、
状態のいいものは全て売れてしまい、裏が少し欠けていたり、
ヒビがはいっているものは残念ながらまだお店にあります。
こちらは後日、少し値下げして販売させていただく予定です。
セットで購入しましたが、一つづつバラでお売りいたしますので、
アンティーク皿のお好きな方はぜひ見にいらしてください。
※店頭に出るのは3/19以降です。
パリの蚤の市でもDIGOINの陶磁器セットを買うことができましたが、
そちらはカップ&ソーサー6客とコーヒーポット、ミルクポットのセットでした。
ピンク系の花柄のとっても素敵な
コーヒーセット、これもまたグッドコンディションで完璧です。
まだスーツケースの中でグルグル巻きになっていますので、近い内に開梱し、
写真を撮ってお見せしましょう。