フランス買付け記 プロヴァンスの蚤の市とマルシェ

しえる 

2013年09月24日 02:49

3日ほど間があきましたが、フランス買付け記、しつこく続行します。
9月4日(水)、出張6日目からでしたね。
この日も、蚤の市、マルシェ、アンティークショップ巡り、と予定は盛りだくさん!


マダム手作りのジャムが美味しいのでパンを3つも平らげ、おまけに残ったパンで
作ったサンドイッチを持って、いざ出陣です。


いーお天気!
気温20度くらいでしょうか。爽やかです。
9時半頃、蚤の市会場に到着。意外と人が少ない。


このムッシューの店では、ブラウスやレースの衿などを買いました。
でも、イニシャル刺しゅうのおフキンや、小さなテーブルクロスが欲しいのですが、
なかなか思うようなものに出会えません。

2月に来るよりも店の数は多いのですが、あまりいい物がない。。。。
パリ同様、ずいぶん値段が上がって、ちょいと買えませんな~。

あちこちの店を覗いていると、「前にも来たね。」と、2軒のお店で言われました。
ここに来るのも、今年でもう6回目ですものね~。
ここまで買い付けに来る日本人はそうそういないから、印象に残るのかな。


冬場は出ていないのですが、この時期は蚤の市に続いてマルシェも出ています。
5年前の9月に来た時は、ラベンダーのサシェやマルセイユ石鹸、籐のバスケットなど
プロヴァンス雑貨の店がたくさんあったのに、今回は普通の露天のようなお店ばかり。

時間も12時を過ぎたので、店じまいする店も多く、大した収穫はありませんでした。


それでも、ここでプロヴァンス柄のテーブルクロスやエプロンを数点購入。
「もう片付けるんでしょ。少し負けてよ。」と値切ることも忘れません。

プロヴァンス柄というのは、オリーブや太陽、葡萄、ラベンダーなど自然をモチーフに、
空の青・植物のグリーン・太陽のオレンジ・大地の茶色など力強い色を使って表現した、
この地方独特の柄のことです。


ホテルへ戻る途中、郵便局に寄って、日本へ送るための段ボールを購入。
いつもはパリまで持ち帰り運送会社から送るのですが、今回は郵便で送ることにしたのです。

昼下がりの郵便局、中は混んでいて長い行列が。
フランスでは、行列のできる店、ではない所に行列ができます。

列車の切符売り場の窓口、スーパーのレジなど、要するに人が相手をする所。
日本だと、手の空いている人が気を利かせて「こちらにどうぞ。」と、
新しく窓口なりレジを開けてくれるのですが、こちらではかような気遣いは全くありません
ただひたすら並んで順番を待ちます。せっかちな私はイライラ


ほほぉ~。こちらの郵便局では、携帯も売っているようです。

ホテルに戻り、サンドイッチの昼食もそこそこに、次の買付けのため外出します。
ホテルのマダムが車でアンティークショップまで送ってくれるというので、
お言葉に甘えることにしました。


これは、全ての買い物が終わった夜になって作った荷物ですが、昼間郵便局で買った
「コリシモ」という、発送用のパッケージです。

段ボール代の中に送料が含まれていて、1つ¥6,500くらいかしら。
7キロまで送れますが、お皿など重い物を入れるとすぐ7キロになってしまいます。
箱が小さいからあまり入らない。。。

運送会社のエアーで送ると25キロまで送れますが、送料も3万円ほどになるし、
どちらがいいかはビミョーですね。
今回はパリまで持ち帰らなくてよくなったので、体力的にはラクでした。

午後の買い付けは、夏のプロバンスならではの風景を楽しみながらブラブラと。
いつもは1泊なのに、2泊すると景観を楽しむ余裕も生まれます。
明日はこの町の様子や美味しいものなども、チョロリとお見せしましょう。

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