ブログ友達の
お茶屋さんからお誘いを受けて、ジオラマの展示会に行ってきました。
粘土で小さな小さなものを作っている、お茶屋さんの作品も展示されているのです。
「七人の女性モデラー展」
期間: 5/23(土)~7/26(日)
場所: 浜松市中区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館3階
浜松ジオラマファクトリー (053)489-3725
時間: 10:00〜18:00(最終入場時間17:30)
休館: 火・水曜日(但し祝日は営業)
料金: 大人500円 中高校生200円 小学生100円
チラシを見た時、『モデラー』って何をやる人?
と思ったのですが、プラモデルを作る人のことなんだそうです。
プラモデルと言うと、戦車や軍艦しか思い浮かびませんでしたし、男の子やまれに
大人の男性が趣味で作るものだとばかり思っていました。
ところが行ってみてビックリ!
フランスの風景の一コマがあったり、昭和30年代の懐かしい風景が再現されていたり、
繊細で可愛くて、とっても素晴らしい作品展でした。
プラモデルと言っても、この展示会に並んでいるのは、車や船など組み立てたものを一部
使いながらも、周りの建物から風景のこまごました物までほとんどが手作りなんです。
いわゆる「情景作品」と言うのでしょうか。
どの作品も繊細で素晴らしいのですが、でもやっぱりお茶屋さんのが一番細かくて
すごいな~、とただただ感心するばかりでした。
と言うのは、お茶屋さんの作品にはプラモデルが一つも使われていないのです。
全て手作り。その細かさは、これからお見せする写真をご覧になって下さい。
私が一番好きな作品
「花子の晴れ舞台」
お祭りの屋台やカラオケのステージが、ほんっとに細かく、リアルに作られています。
花子さんがカラオケで100点をとったのでしょうか。
どうです!この芸の細かさ。
バナナもバットも全て粘土で作られています。バナナなんて1cmくらいかしら?
この作品も好きです。
「八百屋?それともお惣菜や?」といぶかりながらタイトルを見ると、
『よし!今日はうなぎ』
今日は付きっきりで案内してくれたお茶屋さんに、
「どうして、タイトルが鰻なの?」と聞くと、「ウィンドーの後ろの机を見て!」
机の上にはうな重がありました(笑)
今日はいいことがあったので、お昼に鰻を奮発したようです。
嬉しそうに鰻を頬張っている、おじさんの顔が目に浮かぶようですね。
そのウィンドーの中のお惣菜にも感激しました。
カボチャの煮物やナポリタン、ハムのマリネ、鳥の唐揚げ、こんなに小さいのに一目で
わかります。コロッケなんてパン粉の質感がたまりません。
お茶屋さんの作品は他にもたくさんありましたが、その繊細さはとても写真では
表現しきれません。どうぞ直接会場に行かれて、間近でご覧になって下さい。
チラシ掲載の作品と、このメリーゴーランドの作品を作られたのは、橋本寿子さんと言う方
ですが、子供時代を過ごされたフランスを題材にした作品が多く、じっくり見せて頂きました。
こちらはプラモデルを組立てて着色し、人物はプラモの兵隊などに手を加えて作り直したり、
ご自分でいろいろアレンジなさっているようです。
昨年、同じ場所で山田卓司さんのジオラマを拝見しましたが、この展示会にも山田さんの
作品が多数展示されています。
昭和30年代の懐かしい情景作品は、まさに日本の原風景ですね。
7月26日まで開催していますので、お子様連れでぜひどうぞ。
※割引クーポンあります!
画像のチラシ右上のクーポンを持参なさると、¥100引きになります。(2名様まで)
当店に20枚ありますので、どうぞお越し下さい。
★「七人の女性モデラー展」 参加メンバー
右衛門、オオゴシトモエ、高林律子、橋上寿子、ぴあにしも、山城守子、横山千重美