思い出の中にあるノートルダム大聖堂 火災に心が痛みます。

しえる 

2019年04月19日 03:28

2日前の夕方のこと。志都呂のイオンで買物をしていたら、
フランス語サロンの生徒さんとバッタリ。開口一番、

「しえるさん、大変よ!
ノートルダムが火災で燃えてるの知ってる?」


その日は蒲郡まで行ってきた帰りだったので、テレビはおろか
ラジオのニュースも聞いていませんでした。

「え~っ!ノートルダムって石造りなのに
どうして燃えるの?」

とバカなことを言いつつ、疑心暗鬼ながら家に帰ってテレビを
つけると、大聖堂が火に包まれ尖塔が倒壊する映像が・・・。

ウソでしょ・・・と、あまりの衝撃に言葉を失いました。

初めてパリへ行った20数年前、セーヌ川を下るクルーズ船
「バトー・ムッシュ」から眺めたノートルダム大聖堂は、
威風堂々として気高く、その美しさに圧倒されたものです。

今の仕事を始めて毎年パリに行くようになり、2006年から
3年間は「マレ地区」というパリの中心地にホテルをとったので、

朝は歩いて15分ほどの所にある、ノートルダム大聖堂まで
散歩をしていました。


ノートルダム大聖堂は、セーヌ川の中にある「シテ島」に建って
いるのですが、ここが一番の撮影スポットと言われる
橋の上から、2006年9月に撮った写真です。

こちらが南面になります。中央に見える丸い大きな窓が
有名な「バラ窓」です。


同じ南面ですが、別のときに近くで撮った写真。
2月の雲の多い日でした。


バラ窓のアップ。外からはわからないのですが、
中から見るとステンドグラスがきれいです。のはず。

大聖堂には全部で3つのバラ窓があるのですが、
今回の火災で大きな損壊は免れたのがせめてもの幸いです。
でも、熱と水でかなりのダメージを受けているだろうな~。 


南のバラ窓を左にぐるっと回ると、西のバラ窓があります。
こちらが大聖堂の正面。

無料で誰でも中に入ることができます。
が、何度も近くを通っているのに、中に入ったことがありません。

いつも混んでいるし、いつでも来れるわ!
と思っていたのです。

あ~。中に入ってバラ窓やパイプオルガンを見ておけば良かった・・・。
と思っても時すでに遅し、ですね。


こちらが東側。つまり裏に当たります。
ノートルダム大聖堂は東西南北それぞれに違う表情を呈し、
外観を見ているだけでも、スケールの大きさに感動します。

こんな堅牢な石造りの建造物が燃えるなんて・・・
と思っていたら、屋根は木でできていたとか。

マクロン大統領は、「5年で修復する。」と言っていましたが、
なんとなく無理そうな気が・・・。

既に8回は訪れたパリの街。
エッフェル塔、凱旋門、サクレクール寺院と並んで、
私にとってはパリそのものであるノートルダム大聖堂。

この歴史的建造物が、収蔵されていた貴重な文化財とともに
元の姿に修復されることを祈ってやみません。

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