アヴィニョンの街

しえる 

2010年03月01日 01:48

少し間が空いてしまいましたが、再びフランス買い付け記の続編です。
滞在3日目、アルルのホテル・オーナーさんのご好意で車に便乗させていただき、
向った先はアヴィニョンの街。
普通は30分で着くところ、国鉄ストの影響か渋滞に巻き込まれ、1時間かけて到着。



アヴィニョンは、14世紀初頭にローマ法王庁が移転して来たこともあり、
中世ヨーロッパの風情を色濃く残した街です。
全長4.3kmの城壁に囲まれたこの街を歩くと、まるで中世にタイムスリップしたよう。

今回この街に来たのは、ラベンダーのポプリを大量に買うため。
以前、9月に来た時は蚤の市の近くで買えたのですが、さすがにこの季節では売っていません。
メグさんがネットで調べた結果、アヴィニョンに専門店があると言うことで途中下車したのです。

が、頼りは住所だけなので、重い荷物を引きずりながら30分以上歩き、
もう限界!と言いたくなる直前にその店を発見!






店の中はラベンダーの香りでいっぱい
石鹸、アロマ、サシェ、フレグランスの数々・・・。ぜ~んぶラベンダーでできています。

この店では80haのラベンダー畑を所有し、オーガニックのラベンダーを栽培しています。
オーガニックラベンダーとしては、世界の生産量の70%を占めているとか。
あ~、ここまで来た甲斐があったわ~。

ここでラベンダーの紅茶と、サシェ(匂い袋)をお客様用に購入しました。
もちろん、ポプリもド~ンと1キロ



店の外にあるこれは、ラベンダーの精油をとる装置ですよね。銅製でステキです。



パリ行きのTGVが動いているかどうか心配だからと、タクシーで駅に戻り、駅員さんに聞いてみると、どうやら予定通り動いているらしい。
安心したら急にお腹が空いてきました。

17時。ここでようやく本日の昼食にありつけました。
そうです。朝、ホテルのマダムに言われ、残ったパンで作ったサンドイッチです。
売店でジュースを買ったら、こんな可愛いニット帽をかぶっていました。
パイナップル・バナナ・ココナッツが入ったジュースで、500円近くしたのですがフンパツしました。
甘くてとっても美味しかったですよ。ニット帽はお持ち帰り。



アヴィニョンの駅舎は三角ドーム型をしていて、2階が全部待合室になっています。
手摺の左が吹き抜け、右側にホームへの出入り口があります。
待合室もホームも、床は木でできていてとてもステキです。
照明もオシャレですね~。

予定通り18時半の列車に乗れてラッキーでした。パリ着は21:11。
朝から蚤の市でも歩き回ったので、かなりクタクタです。

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