我が家のお寺の直虎ちゃんシスターズ 素顔は可愛いお嬢さん。

しえる 

2017年11月07日 03:25

10月中旬の日曜日、夫の百か日の法要を執り行いました。
早いものであれからもう4ヶ月。

アラサー男子2人との生活にも慣れてきましたが、ちょっとお茶目で
いつも私を笑わせてくれた夫が居なくなった寂寥感は日々増すばかり。

男の子って、ほんとにつまらない。
何か言っても「あ~」とか「う~」しか言わないし、黙々とご飯を食べ、
食べ終わったらサッサと2階の自室にこもってしまうし。

「うまい。」とか「まずい。」とか言ったらどうなの!
と思っても、言うと険悪になりそうなのでジッと我慢。
そんなこんなで、ストレスは日々増すばかり。

お墓の前で、思いっきりグチって言い付けてやりました。


我が家のお墓は、私の実家のお墓のあるお寺に建てたのですが、
こちらの住職には男の子がなくて、女の子が三人。

跡取りは他のお寺からお婿さんを取るのかしら~、
と思っていたのですが、三女さんが跡取り、と小さい頃から決まっていたとか。

その後、他の二人も得度(仏門に入ること)し、葬儀には住職と
この三人の女性僧侶(尼さんでいいのかな?)が来てくれました。

初七日だけは住職が来てくれましたが、七日ごとの法要には
次女さんと三女さんの二人が来てお経をあげてくれたものです。

この日も本堂での法要の後、墓前でお経をあげてくれたのは
次女さんと三女さん。

お歳はよくわかりませんが、どう見ても30代。
私は密やかに、直虎ちゃんシスターズ、と呼んでいます

この跡取りの三女さんの声のいいことと言ったら!
ややハスキーなアルトで、張りのある声はホレボレするほど。
お経の声に聞きほれる、というのも変ですが(笑)

法事の合間の世間話の中で、雑貨屋をやっている、と言う話を
したことがあるのですが、8月中旬のある日、店の閉店セールに
この直虎ちゃんシスターズが来てくれました。

「こんにちは~!」と明るく入って来たのですが、
法衣姿しか見たことがないので、すぐにはわかりませんでした。

しかも三女さんは、長い髪をざっくり三つ編みにして、Tシャツと
裾つぼまりのゆったりパンツ。

おまけに首からタオルを下げているのですから(笑)
「ちょっと農作業の合間に来ました~。」的なファッション

たくさん雑貨を買ってくれたのですが、アンティークにも興味シンシン。
古い物が好き、というのはお寺さんだからわかりますが、
二人揃ってアンティークドレスを買ってくれたのにはビックリです。

麻100%のバリバリで、スモックを長くしたような形のワンピース、
試着したらサイズもピッタリで、すごく喜んでくれましたが、
果たしてこの夏、お寺で着てくれたかしら~。

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