シエルの奮闘記

昨日はお彼岸の入り。定休日と重なったこともあり、実家のお墓参りに行ってきました。
以前はZAZAの南、平田（なめだ）町という街なかにあったのですが、駐車場の問題もあり
20年ほど前に西鴨江に引っ越しをしました。

イオン志都呂より浜松駅寄りなので、それほど田舎ではありませんが、阿吽の仁王像を
構えた山門のある、大きなお寺です。



実家のお墓には、戦争の空襲で亡くなったと言うひいおばあちゃんと、祖母、私の母の
3人が眠っています。故あって女3人だけですが。

できれば私もここに入りたいのですが、嫁いだ身ゆえそうもいかず、20年前の引っ越しの時
この実家のお墓の隣に墓地を用意しました。
夫の実家は青森だし、三男坊なのでいつかはお墓を建てなくてはなりませんから。



実家のお墓の横にある1m四方の空き地。ここが我が家の墓地になります。
場所がいいので他にほとんど開いたスペースはありません。
早く手に入れといて良かった～。ん？良かったのかな？

護持会費といって年間8千円は納めなくてはなりませんし、数年前、あの立派な山門
を建立するのにお墓もないのに5万円徴収がありましたし、良かったのかどうか・・・？

ちなみにこの墓地は買ったわけではないようです。
20年前にン十万円払った時の領収書には、「永代使用料」と書いてありますので、
お借りしているわけです。

19年前の夏、今の私の年齢のとき、母は病気でこの世を去りました。
この歳で命を絶たれた母は、きっと無念だったろうな～と思えてなりません。

20歳で家を出た私には母との思い出はあまりなく、それほど仲の良い母娘でもなかった
のですが、母は病気にかからなかったらどんなことをしたかったのかな。。。
海外旅行？趣味三昧の生活？

私が母の分も長生きして母のやりたかったことを叶えてあげよう。
母の好きだった紫の花を供え、手を合わせながらそんなことを考えたお彼岸の一日でした。