フランスの歴史ロマン大河小説 アンジェリク

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「趣味は何ですか?」と聞かれたとき、「読書です!」
と胸を張って答えられるほどの読書家ではありませんが、寝るときには必ず本を持って
ベッドに入らないと、眠れないたちです。

好きな本のカテゴリーというのは、とっても偏っていて、ひたすらミステリー、ミステリー。
推理小説のあのドキドキ、ワクワク、ハラハラ感が大好きなのです。
しかも内容の重い、社会派ミステリーが一番好き!

中学生の時、松本清張の「点と線」を読んで以来、この世界にはまってしまって、
発行されている清張の本はおそらく全て持っていますし、横溝正史もほとんど読破。
最近の作家のものは、たまに宮部みゆきや東野圭吾を読む程度で、基本的には
昔の作家の方が好きですねぇ。

海外のミステリーもよく読みます。ポワロもミス・マープルもほとんど読んでしまったので、
ここ数年はアメリカのTVドラマを書籍化した「24-TWENTY FOUR」や、「LOST」
などの長編ものを何カ月もかけて読んでいました。(これはサスペンスかな?)

「LOST」もすごく面白いのですが、シーズン5のVOL.3まで来たところで、続きの本が
なかなか手に入らないので、一旦中断して、何か面白い本はないかな~と、BOOK OFFを
覗いていて、ふと手にした1冊の本―「アンジェリク」

パラパラと中を見ると、フランスのルイ14世の時代の「アンジェリク」という貴族の女性が
主人公らしく、フランスの歴史を知るのもいいかな、とたいして期待もせずに1冊だけ
買ったのですが・・・・読み始めたら面白いのなんのって!

ネットで探し回りながら続きを手に入れ、毎夜、ひたすら読み続けました。
やっと先日最終巻を読み終わり、今はちょっと虚脱状態です。
その数、なんと26巻! 

2時か3時にベッドに入ってから読むので、10頁も読むとコテンと寝てしまうんですよね。
読み終わるのに1年かかりました。ガーン

フランスの歴史ロマン大河小説 アンジェリク

フランスの貧乏貴族の娘「アンジェリク」が、政略結婚で10歳年上のペイラック伯爵に嫁ぐ
ことから物語はスタートするのですが、ベルサイユを中心に17世紀フランスの宮廷やパリの
様子が仔細に描写され、フランス好きにはたまらない本です。

類まれなる美貌に恵まれ、ルイ14世の寵愛を受けながらも、行方不明の夫を探して
自ら苦難に飛び込み、それを乗り越えていく生き様はまさにサスペンス・ロマン。
ミステリーでなくとも、ワクワクドキドキしてしまいます。

あとで知ったのですが、フランスでは有名な小説らしく、映画にもなったし、宝塚で上演も
されたとか。コミックも出ているらしいので、長編が嫌いな方はそちらをぜひどうぞ。

これだけ長いとストーリーを一言では言えませんので、「アンジェリク」というサイト
ご覧になって下さい。詳しく載っていますよ。



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