シエルの奮闘記

今日は夕方まで激しい雨が降り続いて、お買物にはちょっと不向きな日でしたね。

でも、そんな雨の中、ブログをご覧になって母の日プレゼントを買いに来て下さった
お客様が何組かいらっしゃいました。ありがたいことです。

いよいよ今日は母の日ですね。
抗菌・消臭のアーティフィシャルフラワーはお陰様で完売いたしましたが、
同じお花でも、香りを添えたこんなフラワーはいかがですか？


「ソラフラワー」と呼ばれていますが、タイ原産のソラの木（マメ科の低木）の皮を薄くむいて、
乾燥させたものを花びらの形にし、一つ一つ手作りで仕上げたものです。


花の形は、ローズ・ダリア・ピオニーの3種類。
それぞれ香りも異なっています。

リボンをかけた透明ケースに入っていますので、ギフトにはピッタリですね。
香りの持続は2～4週間ですが、ポプリオイルが付属で付いていますので、数滴たらせば
また香りが蘇ります。使い捨てではありませんので、長期間楽しんでいただけます。

ケースのサイズ：　W10×D10×H11cm
価　格：　￥1,260

以前、ギフトショーという雑貨の展示会に行ったとき、ソラフラワーの製作過程の
デモンストレーションをやっていましたので、そのとき撮った写真をお目にかけましょう。


右の茶色いゴボウのようなのが、ソラの木の茎を20cmほどにカットしたもの。
左はそれをかつら剥きにして丸めたものです。


タイから来た女性がソラの木を手に持ち、器用に皮を剥いていきます。
あれ、包丁の向きが反対だわ！
きゃ～！左手の指が切れちゃう！

とハラハラしながら見ていましたが、大丈夫。
あっと言う間に皮が剥けました。


次は中の白い部分をクルクルとかつら剥きしていきます。
ここでもやはり包丁の歯はこちら向き。国によって、包丁の使い方って違うんですね～。


かつら剥きしたものを短くカットし、中心から外側に向かって少しづつずらしながら
何重にも巻いていきます。


巻き終わったら根元を細い紐で縛り、その紐の片方をキュッキュッと引っ張っていくと、
あら不思議！引っ張るたびに花が開いて大輪の薔薇の花ができあがりました。
しかもこの引っ張る作業、紐を長くしておき、足の指に引っ掛けて引っ張るのです。

観衆が唖然と見守る中、次から次へといろいろな花ができ上がりました。
花びらにハサミを入れたり、縁をカールさせたり、まさに職人技。

タイの女性が一つ一つ手作りした、暖か味あふれるソラフラワー、
香りのプレゼントとして、ギフトにしたら喜んでいただけそうです。