マルカワの蔵叉水(さすい)では、連鶴の作品展や手作り服の展示販売など、常にイベントを開催しています。

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23日(木)に天竜区二俣の「マルカワの蔵 叉水」に行った話の続きです。

前回はパッチワークキルト展のご紹介だけをしましたが、今日は
他の部屋に展示されている、他の作品をご紹介させて頂きます。

キルト展会場左側の階段を上ると、そこはお蔵の2階。
2階のある蔵って、珍しくないですか?

時代劇で見る蔵の中はたいてい吹き抜けで、荷物が積んであるだけ
ですが、こちらの蔵は床の間もあるちゃんとした部屋になっています。

連鶴 和紙 つながった鶴 マルカワの蔵叉水

ここでたいへん珍しいものを見せて頂きました。
この作品は折り鶴をつなげたもの。

と言っても千羽鶴のように糸でつなげてあるのではなく、
連鶴と言って、一枚の紙に切り込みを入れ、
切り離すことなく鶴を折っていくのだそう。

これはもう、ハンドメイド品ではなく、アートですね。
一枚の紙から最大で97羽の鶴を折ることができるそうです。

左奥にあるのは、鶴を折るための和紙ですが、
使う紙にはいくつかのパターンがあるそうです。

マルカワの蔵 叉水 連鶴

本島さんが手にしているのは、鶴を折る前の状態の和紙です。

連鶴 ゴールドの和紙

ゴールドの連鶴!
美しさに目を奪われました。

連鶴 折り紙 和紙で折る鶴


これらの作品は、浜松市の松島英勝さんと言う方が江戸時代の
「桑名の千羽鶴」を手本にご自分でも創意工夫をされて作ったものです。

立体的なものから「愛」や「夢」の一字を表現したものなど、
さまざまな作品が並んでいます。

ご縁があって、今度オマーンの大統領にこの連鶴をプレゼント
することになったとかで、その作品もコッソリ見せて頂きましたよ。

天竜区二俣 マルカワの蔵 叉水 手作り服 展示販売

お蔵を出てまた別の階段を上ると、そこは母屋の2階。
こちらには委託販売の洋服がたくさん並んでいました。

ハンドメイドのバッグ 委託販売

こちらにはハンドメイドのバッグがズラリ。
上とは別の部屋ですが、すごく広いお宅ですね。

古民家 欄間 襖絵 手作り服

もう一つ階段を上がって3階に。
こちらにもいろいろな手作り品が並んでいます。

母屋は大正15年の建造だそうですが、当時のままに残された欄間や
襖の上の絵などを見ると、裕福な酒屋だったことが偲ばれます。

キルト展のような企画展は、1ヶ月ごとに変わりますが、連鶴はまだ
当分展示されているようですし、ハンドメイド品も作家さんこそ違え、
継続的に展示販売をしているそうです。

叉水の左隣の古民家も「NPO法人元気里山」が借りているとかで、
多目的スペースとしても利用できるそうです。

私に、土日の二日間でアンティークの販売会をやったらどうか?
と言う話がありました。

場所代もそれほど高くないし、それもいいかな~。ひみつ
ちょっと考えてみることにしました。

秋の二俣もなかなかいいですよ。
叉水のすぐ近くには「本多宗一郎ものづくり伝承館」もありますし、
ぜひドライブがてら行ってみて下さいな。

マルカワの蔵 叉水(さすい)
浜松市天竜区二俣町二俣1174
TEL:053-545-5308



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