2018年11月22日03:18
浜松市中区在住の画家 武本はる根画伯の「アトリエ鑑賞会」のお知らせ≫
カテゴリー │お知らせ
先月の28日(日)、地元の富塚協働センターで開かれたフリマに
出店しました。10ブースくらいしかないこじんまりしたフリマです。
その参加申込日の9/19、朝早くから窓口に並びました。
私が一番だったのですが、その次に来たのは上品な老夫婦。
何となくフリマのイメージにそぐわないご夫婦なので、
「フリーマーケットは初めてですか?」とお聞きすると、
「ええ。終活なんですよ。」と、ご主人。
少し不安げな様子に、フリマの達人を自認する私は、
「ブルーシートを用意して、値段はマジックで大きく、
品物はわかりやすく。」
と、フリマの極意をアレコレ伝授。
すっかり、おせっかいおばさんと化していました。
さてフリマの当日。私が会場に着いたら、くだんの老夫婦は
私の隣のブースで、きれいに品物を並べて開始を待っていました。
高そうな椅子が¥700、新品同様のベビーチェアが¥2,000、
食器が段ボール1箱で¥800とか、メチャ安なので結構売れたようです。
片付けの時ご主人が、
「私は絵を描いているんですが、来月自宅で鑑賞会を
やりますのでぜひ見に来て下さい。」
と言って名刺をくれたので、絵画教室でもやってるのかな~。
と軽く考えていたのですが、実はこの方、すごい方だったのです。
それを知ったのは11/11のシャドーボックス教室の時でした。
フリマに行った話の中で、「こんな方が隣にいたのよ。」
と名刺を見せたら、絵画を習っているという生徒さんが、
「武本はる根?あ、この人知ってる!
展覧会で絵を見たことありますよ。
この近くで鑑賞会をやっているなら、行ってみたいわ~。」
「エッ、画家さんだったの?」と驚きながらも、古仲先生と私の3人で
急きょご自宅に伺うことにしました。
ご自宅は、富塚のSBSの電波塔のすぐ近く、小高い丘の上。
玄関横には「武本はる根 鑑賞会」の張り紙があります。
玄関を開けると、そこからは芸術の世界。
さりげなく飾ってある、使い古した絵筆が素敵です。
玄関ホールには富士山を描いた大きな油彩画が。
床の間には「富士山と白糸の滝」これもかなり大きな油彩画です。
過去9回の渡欧歴があり、ヨーロッパの古城を描いた絵もあります。
これは旧チェコスロバキアのチェスキークルムロフ城だとか。
絵のタイトルは「古都春雪」 30号の大作です。
これらはパステル画だとか。
パステルと言うと、ふわっとした淡い色を思い浮かべますが、
こんなモノトーンの静かな絵もあるんだ、と見入ってしまいました。
上3枚の大きな絵は原画ですが、こちらはプリントしたものです。
ヨーロッパのお城の絵ですが、おそらく販売用でしょう。
お聞きしたら、35,000~50,000円くらいだそうです。
武本画伯とおきれいな奥様。
普段は人を入れない、という2階のアトリエも見せて頂きました。
初めて見る本物の画家のアトリエに興味シンシン。
たくさんの絵筆だけでなく、ペンチやナイフのような工具まで!
今描いている絵もすごいですね。その迫力に圧倒されました。
武本はる根画伯は、大阪出身ですが富士山に行きやすいからと
浜松に居を移して18年になるそうです。
20代のころ病気で入院し、そのとき病床の窓から山麓風景を
眺めている内に、内から突き上げてくる思いに絵心を掻き立てられ
健康の回復と共に来る日も来る日も描き続け、ある日気がつけば
風景画家の道を歩み始めていた、と画家一筋に生きて来られたとか。
プロフィールを拝見すると、三越や高島屋、大丸など大手百貨店や
画廊での個展だけでなく、二紀展での入賞や美術館での買上げなど
とても実績のある方なのです。
去年、浜松の遠鉄百貨店で開催された「特集作家展」にも出品
されたとかで、絵が掲載されたチラシを見せていただいたら、
20号の作品に118万円の値段が付いていました
美術年間という本には画家のランキング、つまり1号当たりの
値段の高い順に名前が掲載されていますが、武本画伯の名前は
割と前の方に大きな字で載っていました。
地元にこんなスゴイ画家さんがいたなんて、と正直びっくりしました。
芸術には無縁な私ですが、拝見した絵もほんとうに素晴らしく、
引き込まれるような迫力に圧倒されました。
鑑賞会は無料で、どなたでも見せて頂けますので、
ご興味のある方は、ぜひご覧になって下さい。
会期は変則的で11/9(金)から始まっているのですが、金・土・日・月
のみですので、今日以降ですと、次の4日間だけとなります。
【武本はる根 第1回 アトリエ鑑賞会】
途上の「会心の作」30号~80号6作、パステルプリント作品
※プリント作品は即売します。
◆日時: 11月23日(金)~26日(月)
11:00~17:00
◆場所: 浜松市中区富塚町1221-102 (自宅アトリエ)
TEL/ 053-475-8883
◆アクセス:JR浜松駅前バス乗り場、14番線「せいれい回り
鶴見富塚じゅんかん」19番目の丸山団地下車。徒歩3分
住宅街ですので、お電話して道順はお聞き下さい。
明日も武本画伯の絵のご紹介をします。
出店しました。10ブースくらいしかないこじんまりしたフリマです。
その参加申込日の9/19、朝早くから窓口に並びました。
私が一番だったのですが、その次に来たのは上品な老夫婦。
何となくフリマのイメージにそぐわないご夫婦なので、
「フリーマーケットは初めてですか?」とお聞きすると、
「ええ。終活なんですよ。」と、ご主人。
少し不安げな様子に、フリマの達人を自認する私は、
「ブルーシートを用意して、値段はマジックで大きく、
品物はわかりやすく。」
と、フリマの極意をアレコレ伝授。
すっかり、おせっかいおばさんと化していました。
さてフリマの当日。私が会場に着いたら、くだんの老夫婦は
私の隣のブースで、きれいに品物を並べて開始を待っていました。
高そうな椅子が¥700、新品同様のベビーチェアが¥2,000、
食器が段ボール1箱で¥800とか、メチャ安なので結構売れたようです。
片付けの時ご主人が、
「私は絵を描いているんですが、来月自宅で鑑賞会を
やりますのでぜひ見に来て下さい。」
と言って名刺をくれたので、絵画教室でもやってるのかな~。
と軽く考えていたのですが、実はこの方、すごい方だったのです。
それを知ったのは11/11のシャドーボックス教室の時でした。
フリマに行った話の中で、「こんな方が隣にいたのよ。」
と名刺を見せたら、絵画を習っているという生徒さんが、
「武本はる根?あ、この人知ってる!
展覧会で絵を見たことありますよ。
この近くで鑑賞会をやっているなら、行ってみたいわ~。」
「エッ、画家さんだったの?」と驚きながらも、古仲先生と私の3人で
急きょご自宅に伺うことにしました。
ご自宅は、富塚のSBSの電波塔のすぐ近く、小高い丘の上。
玄関横には「武本はる根 鑑賞会」の張り紙があります。
玄関を開けると、そこからは芸術の世界。
さりげなく飾ってある、使い古した絵筆が素敵です。
玄関ホールには富士山を描いた大きな油彩画が。
床の間には「富士山と白糸の滝」これもかなり大きな油彩画です。
過去9回の渡欧歴があり、ヨーロッパの古城を描いた絵もあります。
これは旧チェコスロバキアのチェスキークルムロフ城だとか。
絵のタイトルは「古都春雪」 30号の大作です。
これらはパステル画だとか。
パステルと言うと、ふわっとした淡い色を思い浮かべますが、
こんなモノトーンの静かな絵もあるんだ、と見入ってしまいました。
上3枚の大きな絵は原画ですが、こちらはプリントしたものです。
ヨーロッパのお城の絵ですが、おそらく販売用でしょう。
お聞きしたら、35,000~50,000円くらいだそうです。
武本画伯とおきれいな奥様。
普段は人を入れない、という2階のアトリエも見せて頂きました。
初めて見る本物の画家のアトリエに興味シンシン。
たくさんの絵筆だけでなく、ペンチやナイフのような工具まで!
今描いている絵もすごいですね。その迫力に圧倒されました。
武本はる根画伯は、大阪出身ですが富士山に行きやすいからと
浜松に居を移して18年になるそうです。
20代のころ病気で入院し、そのとき病床の窓から山麓風景を
眺めている内に、内から突き上げてくる思いに絵心を掻き立てられ
健康の回復と共に来る日も来る日も描き続け、ある日気がつけば
風景画家の道を歩み始めていた、と画家一筋に生きて来られたとか。
プロフィールを拝見すると、三越や高島屋、大丸など大手百貨店や
画廊での個展だけでなく、二紀展での入賞や美術館での買上げなど
とても実績のある方なのです。
去年、浜松の遠鉄百貨店で開催された「特集作家展」にも出品
されたとかで、絵が掲載されたチラシを見せていただいたら、
20号の作品に118万円の値段が付いていました
美術年間という本には画家のランキング、つまり1号当たりの
値段の高い順に名前が掲載されていますが、武本画伯の名前は
割と前の方に大きな字で載っていました。
地元にこんなスゴイ画家さんがいたなんて、と正直びっくりしました。
芸術には無縁な私ですが、拝見した絵もほんとうに素晴らしく、
引き込まれるような迫力に圧倒されました。
鑑賞会は無料で、どなたでも見せて頂けますので、
ご興味のある方は、ぜひご覧になって下さい。
会期は変則的で11/9(金)から始まっているのですが、金・土・日・月
のみですので、今日以降ですと、次の4日間だけとなります。
【武本はる根 第1回 アトリエ鑑賞会】
途上の「会心の作」30号~80号6作、パステルプリント作品
※プリント作品は即売します。
◆日時: 11月23日(金)~26日(月)
11:00~17:00
◆場所: 浜松市中区富塚町1221-102 (自宅アトリエ)
TEL/ 053-475-8883
◆アクセス:JR浜松駅前バス乗り場、14番線「せいれい回り
鶴見富塚じゅんかん」19番目の丸山団地下車。徒歩3分
住宅街ですので、お電話して道順はお聞き下さい。
明日も武本画伯の絵のご紹介をします。