シエルの奮闘記

いよいよ｢蚤の市｣も明日が最終日です。
今日も雨模様の中、たくさんのお客様が来て下さいました。
ほんとうにありがとうございました。

今日は、マダム・バベットがパリから持ってきてくれたアンティークの中から、
レースをご紹介します。



1920～30年ごろのとても古いレースです。
左上から、W4.3cm×L95cm、W2.8cm×L215cm、W4cm×L260cm、
　　　　　　 W3cm×L305cm、W5.5cm×L129cm（クロッシェレース）、W10cm×L104cm



黒いレースはW8cm×L140cm（チュールレース）、
左は直径29cmの円形で、電気スタンドの笠についていたものだそうです。（ボビンレース）
右は綿の布が付いてますので、袖口レースではないかと思います。
W6.5cm×L28cm（輪になっていますのでその2倍の長さになります。）



編みかけです。
先日の朝日新聞の取材で、インタビューに答えてくださったお客様が、
｢古いものを見ていると、その時代の背景や音楽が浮かんでくるよう｣
とおっしゃっていましたが、このレースを見ていると、まさにそんな感じですね。

横48cm×縦18cmのテーブルセンターのようですが、左右と下がコマ編みで閉じられていますので、あと少しで完成だったのに、どうしてやめてしまったのかしら？なぞです。