アンティーク レースドイリー

カテゴリー │アンティーク

フランスを中心とした、ヨーロッパのアンティーク・レースドイリー
たくさん入ってきました。

最近は100均でもカギ針編みのレースドイリーを売っていますが、同じドイリーでも
アンティークのそれは、細い糸で複雑に編み込まれ、手芸というより工芸品
といいたくなるほどの繊細さです。

中世ヨーロッパの貴族や僧侶たちの間では、衿回りや袖口にレースをあしらうことが
お洒落の表現でもあり、一つのステイタスでもありましたから、レース職人という
職業もあったほどです。

今回入荷したドイリーは、一部カギ針編みもありますが、ボビンレースやドロンワークなど
とても手の込んだものばかりです。5月に入荷して、既に売れてしまったものもありますが
入荷時に撮影した画像ですので、どうぞご了承ください。

アンティーク レースドイリー

左手奥と右手前はカギ針編みですが、とても細い糸で編まれています。
中心部分に麻布をあしらったものも何枚かありますが、カットワークのような
繊細なテクニックが施されています。

直径はどれも15~16cmほど。
花瓶敷きにちょうど良い大きさです。

アンティーク レースドイリー

こちらはボビンレースだと思います。
じっと目を凝らして見ると、鉤針編みではこんな編み方はできない、ということがわかります。
黒い台紙に貼り、フレーム入れて飾っておきたいドイリーです。

アンティーク レースドイリー

上のドイリーは、編みではなく刺しゅうです。
繊細なハンド刺しゅうのカットワークがとても素敵!
下の二つはバテンレースです。

ドイリーの他に、細幅のテープ状のレースもたくさん入荷しましたので、
また後日ご紹介します。こちらもまた、ため息がでるほど素敵ですよ。

今週は、水・木と東京出張の予定ですので、この続きは週末くらいになりそうです。
東京では、今話題のあそこに行きますので、レポートをどうぞお楽しみにニコニコ



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