パッチワークキルト

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パッチワークキルト

長々とアメリカン・ビンテージの布地をご紹介してきましたが、今日が最後になります。

左の花柄プリントの生地はヴィンテージもの。
サイズは幅86cm×縦136cm。
4分割にカットしようかどうしようかと思案中の生地です。

右はフィードサックのハギレです。
横は生地幅分あるのですが、縦は10cmしかないという、帯のようなハギレが2本あります。
パッチワークに使うなら、このサイズでも十分ですね。

いままでご紹介したヴィンテージクロスは、アメリカ在住のプルーンさんが一時帰国した
折りに持ち帰って下さったのですが、このプルーンさん、パッチワークが趣味だとのことで
作品の画像を送ってくれました。

パッチワークキルト

アメリカのキルトショーで賞を取られた作品だそうです。
全体の仕上がりサイズは90×115cm
一つのブロックは11.25cm(12.5cmのカットクロスを使用)

ナチュラルな色合いが素敵だな~、と思ったら、全てフィードサックの生地を
使って作られているそうです。柄もとっても可愛いですね。
よくよく見ると、柄も全部違います?

プルーンさんの話によると、プリント柄のフィードサックと言うのは、1930年代に2年間だけ
しか生産されなかったので、今ではなかなか手に入らないのだとか。
普通のヴィンテージの生地より、当然お値段も高いのです。

私の手元に届いたフィードサックたちも、昨年11月に遠く離れたヒューストンのキルトショー
に行ったとき手に入れたものだそうです。
そんな話を聞くと、手元の生地たちも愛おしく感じてしまいます。

パッチワークキルト

プルーンさんはアメリカに住んでもう15年だそうですが、向こうに行ってからパッチワークを
始められたとか。
ときどき届くメールからは、キルトを通じてアメリカの地に馴染み、交流の輪を広げ、
アメリカでの生活を楽しんでいる様子がうかがわれます。

さすがにキルトの本場だけあって、大掛かりなキルトショーなども開催されているようです。
毎年3月には、南北戦争時代を再現するイベントがあって、キルトの大作がズラリと
並ぶそうです。昨年の画像ですが、ちょっとお見せしますね。

パッチワークキルト


パッチワークキルト


やっぱりアメリカってやることのスケールが違いますね。
キルトは人々の生活に根付いている、と言う感じがします。


アメリカからやってきたのは、古い布地だけでなく、アンティークのテーブルクロスや
レース(100年も経っていないので、正確にはヴィンテージものですが)、
現行品のキッチンクロスなど、まだまだ素敵なものがたくさんあります。
写真の整理がつき次第ブログアップしますので、またご覧になって下さいね。



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