シエルの奮闘記

14日（金）からの「フランスのいいもの展」に出品する商品を、順番にご紹介していきます。
トップバッターは、シエルブルーの一番人気、フランスのボタンです。

何と言っても、私が現地まで行って直接買って来ますので、他の店では売っていません。
フランスのボタンって、ネットで調べても売ってないんですよね～。

しかも、卸しの店で買って来ますから、輸入品でありながらリーズナブル。
日本のボタンはプラスチックがほとんどですが、フランスで買ってくるボタンは
シェルとココナッツという自然素材なので、一つ一つが微妙に異なっていて表情豊かです。



同じ種類の色違いもありますが、それも全て別々に数えると、買ってきたボタンは、
シェル21種類、ココナッツ24種類、樹脂製5種類、金属製1種類の、全51種類

前回と同じ柄でもサイズが違うもの、人気があって完売したもののリピ買い、
などもありますが、新商品もかなり入っています。

「洋裁をやらないから、ボタンを買ってもねぇ～。」
と言われるかも知れませんが、実はこのボタンたち、洋服に使う方は少ないのです。

一番多いのはアクセサリーを作る、と言う方でしょうか。
アクセサリー作家のりとさん、ニードルワークの富衣さんの作品は以前ブログで
ご紹介しましたが、皆さん本当にいろいろ工夫なさって素敵なアクセを作って下さいます。

アクセサリーを作らない方でも、大きなボタンはゴムを通してヘアゴム飾りにしたり、
スカーフリングにしたり、いくつかつなげてブレスレットにしたり、と私の思いも
しないような使いみちを考えられるので、ほんとに感心してしまいます。

そうそう。〇〇クロのカーディガンを持って来て、ボタンだけ替えるの、
と言う方もいらしゃいますよ。

安い既製服のボタンって、大量生産のプラスチックボタンが付いていますから、
ボタンを変えるだけでかなりグレードアップします。
それに他の人とは違う、オンリーワンの服になりますものね。



これは、今回買ってきた貝ボタンの一覧表です。次回買い付けのとき必要なので
書き込みできるよう空間が多いですが、色柄とサイズが一目でわかります。

ハートや花、魚の貝ボタンはありましたが、今回、お星さまが出ていました。
まさに、お星さまキラキラ、という感じで可愛いですね。

下の大きいボタンは樹脂ですが、リバティーっぽい花柄がなかなか可愛いです。
直径35mmと大きなボタンです。

右の帽子も樹脂製。ブローチのように付けたらきっと素敵です。
いちごのボタンは金属製。お子様が喜びそう。



ココナッツ製のボタンも人気があります。
柄は同じですが、自然素材なので厚さや地色が一つ一つ違うところが面白いのです。

今回買ってきた中では、右下のモノクロのボタンが一番のお気に入りです。
古い映画の1シーンを転写プリントした絵ですが、頬杖をついた女優さんがわかります？

その左も転写プリントですが、絵画からとった図案でしょうか。女性の顔のボタンです。
下の方の大きいボタンは直径4cmと巨大なので、面白い使い方ができそう。

ヒョウ柄やゼブラ柄も新商品なので、サイズ違いで買って来ました。
淡彩のバラも素敵ですよね。




12月の店内イベントは、「好奇心のあるアクセサリーと雑貨展」というのですが、
ハンドメイド作家・merryさんの作る、フランスボタンを使った素敵なアクセサリーも
並ぶんですよ。

上の画像はフライヤーの一部ですが、ボタンを2つリングでつなげて、シルクのリボンに
通したネックレスが載っています。ステキでしょ～。
他にもボタンを使った作品が出ますので、こちらもぜひ見にいらして下さいね。

12月のイベント案内は、「フランスのいいもの展」終了後にブログアップします。