この日はメインイベント「蚤の市・買い付け」の日。
前日、迷子になって疲れ果てた上に3時まで荷造りをしていましたが、
朝7時には起きてスタンバイです。
蚤の市のようすは、
3月25日のブログでご紹介しましたので、そちらをご覧下さい。
あいにくの雨で蚤の市も早めに片付け始めたので、1時にはメトロの駅に向ったのですが、
近くに大手スーパー
「カルフール」があると言うので、エコバッグを買いに立寄ることに。
が、またまたここで一騒動
カルフールで買ったのはこの2種類。裏表が色柄違いになっていてかなり可愛い。
可愛いのですが、これを見るたびに、買ったときの苦い思い出が甦ります。
蚤の市でタップリ買物して、パンパンになったキャスター付きのバッグを持った
ガイドのメグさんと私は、お目当てのエコバッグを店内で見つけ、
「可愛いのがあって良かったねぇ~。」などと言いながらレジに並びました。
と、私より先に列に並んだメグさんが、レジのおばさんから何か言われている
フランス語だから、もちろん私には何と言っているのかわかりませんが、
メグさんが怒って言い返して、その内、バトルになっているようす・・・。
怒りが収まらないメグさんが、私を振り返って、
「キャリーバッグの中を見せろって!何か盗んだと思ってるみたいよ」
あまりのできごとにビックリ仰天の私は、
「スーパーで万引きなんてしないわよ!」
な~んて、日本語で怒鳴りながらも、バッグを開けないとガードマンを呼ばれそうでしたので
買ったアンティークでいっぱいの、機内持込み用の大きなキャリーバッグを開けて
「ったく!盗んでなんかいないからねっ!」とブツブツ言いながらも中身を見せるのでした。
レジ台でのバトルと2人分の荷物検査に手間取る間、レジ前には長~い列が。。。
この地では、お客様は神様ではありません。
その後は何事もなかったかのようにお金を払って店を出ましたが、
入口付近には、お客さんが持ってきたショッピングカートがズラッと並んでいました。
買物客は、ここに買物バッグを置いてから中に入るのね。
教訓その一:
パリのスーパーにはキャリー付きバッグを持って入らないこと。(笑)
万引き疑惑で負った心のキズは、食べ物で癒すしかない、
と一旦ホテルに戻って荷物を置いたあとは、美味しいものを食べにマレ地区に向いました。
ここは、雑貨のデパート「BHV」の裏手にあるベトナム料理の店
「ミン・ショウ」
3年前に来たとき連れてきてもらったのですが、安くて美味しいのです。
パリではベトナム料理は人気があって、この店はいつも混雑しています。
が、ちょうど2時半で休憩に入るとかで、最近できた2号店を紹介されました。
歩いて10分ほどの所にある2号店、「H3C」でまず頼んだのは
春巻き。
このタレを付けて食べるのですが、パリッパリの皮のおいしいこと!
日本で食べる春巻きとは別物、という感じです。
そして、念願の
「フォー」。
ベトナム料理と言えば「フォー」と言うくらい知られていますが、実は初体験。
麺が平たくて、透明なキシメンみたいです。
ハーブのような野菜と肉がタップリ入っていて、美味しかったですよ~。
こちらにいると毎日パンばかりなので、こうして麺類を食べるとホッとします。
美味しいものを食べた後はまた元気百倍で、メグさんと2人、ビーズやエコバッグを
買いに歩き回り、7時過ぎにホテルに帰館。
メグさんが近くに、
日本人と韓国人が共同経営しているスーパーがある、と言うので、
夕食の調達に出かけました。
韓国スーパー『K-マート』。あるある。日本の豆腐、納豆、インスタント食品、お菓子もろもろ。
でも、値札を見ると、日本の倍以上。ま、仕方ないですけど。
コンビニよろしく、おでんを鍋でグツグツ煮ていて心惹かれましたが、
7個セットでしたのであきらめ、その場で作ってくれるビビンバをテイクアウト。
翌日は帰国日なので、パリで食べる夕食もこれが最後。
結局、一回もフランス料理は食べずじまいでした。。。