手作りホビー材料の大型専門店「ユザワヤ」蒲田店に行って来ました。

しえる 

2018年09月09日 03:50

蒲田駅構内で買った千円の靴に履き替え、身軽になったところで、
西口から3分くらいの所にある「ユザワヤ」に向かいました。

生地やホビー用品の店「ユザワヤ」には、生地の他、毛糸、ビーズ、
クラフト材料、と何でもあって、言うなれば、ハンドメイド好きさんの
聖地みたいなものですね。

学生時代にはよく行きましたが、ン十年振りかで行ったら
5・6・7号館と別れていて、大きくなっているのにビックリしました。

イベント出店用に、180cm幅の黒い生地があったら買おうかな~、
と思いながら店に入ったのは夜8時半頃。

シーチングだけど1m当たり¥800だったので、4m買いました。
カットしてもらってる間に、コッソリ店内を隠し撮り(笑)


ウキウキ気分もここまで。
このあと、顔面蒼白になることが起こりました。

カットが終わり、お金を払おうとしたら
お財布が無い!

「エッ、ウソ!どこに行ってしまったの!どこ?どこ?」
と辺りをウロウロ探してもあるわけない。

しばし立ち止まって、その前にお財布を出した場面を思い出すと、
「アッ!カンフーシューズだっ!」

と駅構内で靴を買った時、レジカウンターに財布を置いて、長靴から
千円靴に履き替えたことを思い出しました。

時計を見ると8時5分前。
「駅までダッシュで行って来ますから、待っていて下さい!」

と言うが早いか重いスーツケースを転がしながら蒲田駅に逆戻り。
って、ユザワヤは8時閉店なんですよね。

しかも入店した時に「今日は台風なので少し早く終わります。」
と聞いていたのに、何たる我儘、傍若無人な振舞い(笑)

息せき切って駅に戻ったものの、よくよく考えたら店の名前も
わからない。場所も改札の中だったか外だったか覚えてない。

レシートは財布の中だし、唯一の手掛かりとなる靴の入っていた
ビニール袋には店名が書いてない。の無い無いづくし。

途方に暮れるところですが、そこは冷静沈着なしえるさん。
改札の駅員室に行って、靴の入っていたビニール袋を見せて、

「このビニール袋を使っている靴下屋さん、知りませんか?」
などと、まともな答えが返ってきそうもない質問をした後、

「3足千円の靴下を売っていて、千円の靴も売っていて、
そこで買物したら財布を忘れて、店名もわからなくて・・・」

とすごい勢いでまくし立てたら、駅員さんがポツリ。
「あ、店の人から届いていますよ。」

簡単に言われたので、拍子抜けしてしまいました。
旅行者に見えたからでしょうか、親切にも駅員室に届けてくれたのです。

本当に助かりました。お金はたいして入っていませんでしたが、
クレジットカードや帰りの新幹線の切符も入っていましたから。

ホッと胸をなで下ろしながらユザワヤに戻ったのは8時20分。
降りたシャッターの前で店員さんが一人、私を待っていてくれました。

みなさんの優しさと親切が身に染みた一日でした。
財布は無事に戻ってきたからいいようなものの、最近「シマッタ!」
や「ヒヤリハット」な事件が連続しているような気がする。

寄る年波には抗いようもないけれど、注意すれば防げることもある。
脳の退化を少しでも遅らせるよう、何か善後策を立てなくては、
と真剣に考えている今日この頃です。

ユザワヤ 蒲田店
住所: 東京都大田区西蒲田8-23-5
TEL:03-3734-4141   FAX:03-3730-8686
営業時間: 10:00~20:00
URL: http://www.yuzawaya.co.jp/

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