【2015フランス買付け記25(最終回)パリの空港での悲劇 】

カテゴリー │フランス出張アンティーク

いよいよ(ようやく?)最終回を迎えた、フランス買い付け記。
今回もいろいろあったけれど、終わってみればいい物が買えたし、
面白い所にも行けました。

買ってきた物は既に店で販売していますが、このあとブログでも
ご紹介していきますので、引き続きご覧下さい。

さて、モノプリで買物をし、急いで東駅に戻ったのは午後7時半。
駅前でタクシーを拾ってホテルまで行き、荷物をピックアップ。
「急いで!8時には空港に着きたいの!」

って、普通は1時間近くかかるところを30分で行けって、無理よね。
でもラッキーなことに道路が空いていて、40分くらいで着きました。
もちろん、チップをはずみましたわw


【2015フランス買付け記25(最終回)パリの空港での悲劇 】

日本まで持ち運ぶ荷物はこれだけ。
スーツケース2個と機内持込みリュックが1つ。ブルーの袋には
モノプリで買ったエコバッグやお土産などが入っています。

スーツケースは23kg2個まで無料で貨物室に載せてくれますが
機内へは3辺の合計が115cmまでのスーツケースなどが1つと、
バッグやポーチなどが1つ、と決められています。
(規定は航空会社により異なります。)

なのでこのブルーの袋の中身は、ばらしてスーツケースやリュック
に移さなくてはなりません。


【2015フランス買付け記25(最終回)パリの空港での悲劇 】

たくさんあったけど、ギューギュー詰めて何とか入りました。
いざ搭乗手続きカウンターへ。スタコラ

スーツケースをカウンター横の計測器の上に置く時は緊張します。
1kgオーバーでも1万円以上追加料金を取られますからね。

1個目は22.8kg、2個目は23kgジャスト。
してやったり、と思わずガッツポーズナイス
カウンターの担当者もニッコリ笑って「パーフェクト!」ニコニコ

前夜、何回もベッド登って荷物を持ち上げては重さを測り、
また詰め直しては測り、を何回も繰り返しましたからね。
当然と言えば当然です。フフフフフフ・・・

残りのリュックを背負い、意気揚々と搭乗ゲートへ向かいました。
荷物検査の列に並ぼうとしたら、そこには異様なものが!びっくり
身長ほどもある大きなハカリがド~ンと3台も並んでいるのです。

「マズイッ!」と思ったもののそこを通らなくては飛行機に乗れません。
係員に言われるままにリュックとショルダーバッグを秤に乗せました。

「18キロ。規定は12kg以内です。カウンターに戻って下さい。」
と、大きなレッドカードをペタッ!

ショックの余りボーゼンとしながらもカウンターに戻ると、
さっき「パーフェクト!」と褒めてくれたマダムが、
「6kgオーバーなので、追加料金200€払って下さい。」

200€って、29,000円ですよ!信じられません。
しかも、リュックは貨物室に預けて下さい、って。

リュックには、20万円弱で売ろうと思っていたアンティークドールや
お客様から依頼された陶器のマリア像など、割れ物がギッシリ。
もうね、泣きそうでした(笑)

「せめて大切な物だけでも出させて。」とクダクダ言っていたら、
「ダメです。搭乗開始まで、あと20分しかありませんよ。」って。。。

泣く泣くお金を払ってリュックを預け、広いシャルルドゴール空港内を
ゲートまでまたもや走るのでした。
この空港では、何かしらあっていつも走っているような気がする・・・。


【2015フランス買付け記25(最終回)パリの空港での悲劇 】

これが、かのレッドカード。
このシールがアルミ製で、また取れないの。で、ビリビリ。
やけになって破いたのではありません。パー念のため(笑)

家に着いてからも恐くて、2日間は開けることができませんでした。
3日後に意を決して開けたのですが、中身は無事でした (。-ω-。)ホッ

エールフランスは初めて乗ったのですが、パリの空港で手荷物の
重さを測ることになっているのでしょうか。
JALではそんなことは一度もありませんでしたが。

それともここ1年の間に、パリの空港では航空会社問わず手荷物の
重さを測るようになったのかしら?

???と思いながらも、性懲りもなくまた今年のフランス行きの
エアチケットを探し始めています。
次回はエールフランスはやめた方がいいかしらねぇ。

25回に渡るフランス買い付け記に、長々とお付き合い下さって、
ありがとうございました。<(_ _)>
自分の出張記録として書いていますので、つまらないところも
あったかと思いますが、お許し下さい。

フランスに関する話題はまだありますので、また機会があったら
ブログに載せていきたいと思います。




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この記事へのコメント
遂に来ましたね!最終回!!
読んでいて、非情な状況が目に浮かびました!!
しかし荷物が無事で本当に何より
これで壊れていたら立ち直れないですよね。。。

手荷物の重量チェック、初めて聞きました!
私はずっとAmerican Airでしたが手荷物重量チェックはなかったです。
しかし、しかし一度、出国後の免税店でロクシタンのシャンプーを買い
搭乗チェック際のセキュリティーで引っかかり
ここで捨てろと言われ
何十ユーロも無駄にしたく無かったから
店に返して来るからとシャンプーを取り出し
あの長い長い通路を猛ダッシュで往復走りましたよぉ>.<

今回、アメリカ入国の際は
手書きの税関申告書に代わって
キオスクでの自己申告と指紋撮影になっていてビックリ!!
毎回、どんどんとシステムが代わっていてオロオロです。

ハプニングはいつも旅の友ですね(^^;;
Posted by プルーン at 2016年01月19日 11:59
今回の旅行記も、毎回楽しく拝見させていただきました。
最後の最後で思わぬハプニングでしたね!
でも、荷物が無事でよかったです(^.^)
しえるさんは、きっと強運の持ち主かも!
今年もまた、フランス行きを楽しみに頑張ってください(^o^)/
Posted by プリザ日和プリザ日和 at 2016年01月19日 19:28
☆ プルーンさま

クチコミサイトを見たら、手荷物の重量チェックはAFだけらしいですね。
いつも機内持込みと自分のバッグで合計20kg近くはありますが、
JALでも大韓航空でも咎められたことはありませんから。
今年はJALにしたいのですが、羽田発の深夜便がなくなったので悩むところです。

100ml以上の液体持込みも最近は厳しいですよね。
セキュリティーチェックの所から免税店まで返品に走った?(爆)
空港内で買ったもので良かったですね。

私も以前、手荷物に入れた鉄のアイロン2個が引っ掛かり、カウンターに戻らされて
貨物室預けとなり、追加料金16,800円も払わされました。
帰国後、1個5,900円で売りましたので、大赤字!
こんなことなら捨ててこれば良かった・・・と思ったものです。(笑)

まぁ、旅にトラブルはつきものですよね。(^^;

☆ プリザ日和さま

長々と読んで下さって、ありがとうございました。
貨物室の荷物ってかなり乱暴に扱われるので、内心ヒヤヒヤものでした。
中身が無傷だったのは、ほんとラッキーだった、としか言いようがありません。
フランス出張は1年に1度の楽しみですから、今年こそはうまく乗り切れるよう、
今から対策を練っておきます。(笑)
Posted by しえる しえる  at 2016年01月20日 00:47
 
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