シエルの奮闘記

本格的にイベントに出店するようになって、ちょうど4年になります。実店舗があった頃は土日に店を休むわけにはいかないので、年2～3回、平日開催のイベントに出るだけでした。

イベント出店にあたって一番困ったのは、ディスプレイ用品、つまり什器でした。イベントで使う什器は軽くて折り畳み出来て、限られた空間を有効に使える、つまり立体的に飾れるものが理想です。

が、そんな物は売っていませんので、皆さん自分で作っているんですよね。

私はと言えば、キャンプ用の折り畳みテーブルは持っていましたが、棚類はかつては商品だったアイアンや木製の棚があるのみ。

ボタンを飾る板などはずっとガラス板を持ち運んでいました。
2年前に割りました。当然ですが（笑）

で、その後すぐにABS樹脂のボードを買ってきて、苦労してディスプレイ台を作りました。


一見、良さげに見えますが、実は上にボタンを乗せるとたわんで具合が悪いんです。真ん中辺にブックエンドを立てて補強しないと使えません。それでも透明できれいだし、台座がいらないのでこれはこれで気に入っていました。

ところがですね、去年の秋、このコの字型の台を床に落としてしまったのです！


このアクリルの蝶番が折れて、板が全部バラバラに・・・。

長さ72cmの台を2セット作ったのですが段ボールごと落としたので、2セット全滅

アクリル蝶番は瞬間接着剤で付けたので、跡が残ってしまって同じところには接着できないし、この蝶番も結構高いんですよね～。

で、つまるところ、再生を諦めて新しく作ることにしました。

上板が透明、と言うことに拘っていたのですが、折り畳み式にするとなると木で作るしかありません。

図面をもってカーマに行き、木材カットの担当者さんに見せたら
「上板と側板は別々でもいいんじゃないの？」と言われ、目からウロコ

そっか～。別々でもいいんだよね。長さ72cm以外の板にも使えるし。


ということで、図面通り機械でウィ～ンとカットしてくれました。素材は軽くて安くてたわまない、桐の木。

材料費とカット代入れても3千円台でした。安っ！


側板は立つように、金属の蝶番でL字型に。
DIYの苦手な私でもこれくらいはできます。


上板と側板は、ずれないように引っ掛け式のフックで留めるようにしました。バネ式で外れにくい金具を発見！


完成！

始めは白く塗ろうと思っていましたが、桐って白くてきれいなので当面はこのままで。


ちゃんと段ボールでケースも作りました。
桐の木はABS樹脂よりずっと軽くてイベント向きです。

さて次は雑貨を飾る棚を何とかしなくっちゃ。今使っているのは地面に置くには低すぎるし、テーブルの上に置くには高すぎるし。

去年、テントのサイドシートにあおられて倒れ、商品がいくつか割れてしまったことも。

ボタン台より大きなものになるから、あちこちの店を覗いて研究してからとりかかります。さて、私にできるでしょうか。。。

★出店予定のイベント（詳細は今後ご紹介します。）
2/15(火)　染地台「きらりマルシェ」
2/17(木)～19(土)横浜大さん橋ホール「素材博覧会」
2/26(土)　三方原、布やフジモト「手づくりマーケット」
2/27(日)　東坊塚会館「かんざんじマルシェ」
3/15(火)　染地台「きらりマルシェ」
3/19(土)～21(月)　浜松駅前ソラモ「アート・フェスティバル」
3/26(土)　布やフジモト「手作りマーケット」
3/27(日)　東坊塚会館「かんざんじマルシェ」
　
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イベント出店とWEB販売を中心としますので、
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