青森のせんべい汁

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今日は大寒ですね。
寒い時はからだの中から暖まるのが一番!
ということで、お約束の例のモノを作ってみました。

そうです。八戸せんべい汁です。
昨年夏に夫の田舎から送られてきたのですが、さすがに暑い時は作る気になれず、
ほおっておいたらそろそろ賞味期限が気になりだして。。。

B級グルメでは、毎回1位~3位の常連になっている八戸せんべい汁。
実は夫の実家で食べたのは1回きりなんです。
家族で行ったときは、馬刺しやら鹿肉やら、浜松ではあまり食べられないおご馳走攻め。
家庭の味ともいうべきせんべい汁は、登場するスキがないのです。

10年程前、出張ついでに30分だけ立ち寄ったとき、実家の義姉がおやつ替わりに出してくれた
せんべい汁の美味しかったことと言ったらびっくり
もうね。こんな美味しいもの食べたことない!と思うくらい。

その時、作り方を聞いたわけではないし、どんな具が入っていたかもはっきり覚えていませんが、
おぼろげな記憶を頼りに作ってみました。

青森のせんべい汁

せんべいの大きさは10cmほど。岩手の南部煎餅に似ていますが、
料理用なのでそれほど味はついていません。
ちょっと塩味がついているのでそのままでも食べられますが。

青森のせんべい汁

これをパリパリと4つくらいに割って、水につけてふやかします。
つける時間は30分くらい。少し柔らかくなればO.K。

でもね。家庭によってはそのまま使うところもあるようです。
実家に遊びにきていた、嫁いだ義姉が
「あれ。ウチでは水に浸けないでそのまま使うよ。」
と言っていましたから。

青森のせんべい汁

はい。もう出来上がりました(笑)
チョー簡単なんです。

作り方は、遠州地方のお雑煮と同じ。
だしをとってすまし汁を作り、お好みの野菜を入れるだけなんです。

私は、鶏肉、里芋、大根、人参、椎茸を入れ、最後にほうれん草を乗せました。
青森ではごぼうも入っていたと思います。
水に浸けたせんべいは、水気を軽く絞っておもちを入れるタイミングで入れれば良いのです。

でもね。実はこれ、失敗作なんです。下降
作り始めてから、ご飯がないことに気が付いてそれから炊き始めたので、
煎餅が煮えすぎてしまったのです。めそめそ

青森のせんべい汁

夫に、「どう?どう?」と聞くと、
「う~ん。なんか違う・・・。せんべいの形がない。。。」とボソリ。

確かに、もっと汁も澄んでいたし、煎餅の形も残っていましたねぇ。失敗、失敗。わーん
煎餅もまだ残っているし、もう1回リベンジしなくては!

ま、C級程度の出来でしたが、からだがポカポカ暖まったし、
なかなか美味しかったので良しとしましょう。
青森の「八戸せんべい汁」は、各家庭によって具も味付けも違うようです。
まさに家庭の味、というところに人気の秘訣があるのでしょうね。



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