シエルの奮闘記

キリムと言うと、床に敷くペルシャ絨毯のような大きなものを思い浮かべるかも知れませんが、
シエルブルーにあるのは、テーブルセンターや花瓶敷きにちょうどいいサイズのキリムです。

ウール100%ですが、季節を問わずお使いいただけることや、このサイズのキリムは
他店では見かけない、ということで当店の人気商品になっています。



全てストライプですが、色柄と長さはいろいろ。（柄は他にもあります。）
中には、オールドキリムと言って、実際に家庭で使われていた古い時代のものもあります。

この細幅のキリムは、遊牧民が住むテントの上部飾りとして使われていたものです。
22～30cmの幅で、長～く織ったキリムを数枚はぎ合わせ、1枚の長いベルト状の布にして
使っていたとか。

イラン北部では、日中は暑いものの夜はぐっと冷え込むそうですから、このベルト状の
キリムでテント上部のすき間を塞いでいたのかもしれませんね。

オールドキリムは、年月を経たものだけが持つ独特の渋い色や風合いが魅力です。
使い込んだことによる多少の色褪せ、小さなほつれ、補修跡などがありますが、
それもオールドキリムの持ち味とご理解ください。



テーブルライナーや、タンスの上掛けとしても使える、長さ1mのキリム　￥2.890



花瓶敷きやテーブルセンター、ティーマットとして使える、長さ25cmのキリム　￥735

そのほか、各サイズのキリム
長さ20cm・・・￥630　　　
長さ40cm・・・￥1,050
長さ50cm・・・￥1,260

※キリムとは、中近東の遊牧民が羊の毛を刈り、その毛を草木染めして作る手織物です。
古くから母から娘へと、代々織り継いできた伝統的な織物で、主にカーペットやタペストリー
などに使われています。

大きなものには抽象的な柄が織りだされ、五穀豊穣、家内安全、部族繁栄など
さまざまな意味合いが込められているとも聞いております。
陸続きのフランスでも、キリムは古くからカーペットとして使われてきました。

和風のインテリアにも不思議とマッチしますので、ご自宅の建築様式にとらわれず
お使いいただけるのがこのキリムの魅力です。