フランス買付け記4 やたら広い田舎のアンティークショップ

カテゴリー │フランス出張

フランス到着後2日目と3日目は、アテンダントの恵理子さんの車で、
ロワール地方のアンティークショップを回る計画を立てていました。

たっぷり朝食をとったあと、9時半に民宿を出発。
まずはガソリンを満タンにしようということで、ガソリンスタンドに向かいました。

と言っても小さな村のこと。スーパーの横に併設されている給油所のような所でした。
自分で給油して、番人のようなおじさんにお金を払うだけ。(笑)
1リットル¥209もしましたよ。高っ!


フランス買付け記4 やたら広い田舎のアンティークショップ

それから30分ほど、トウモロコシやジャガイモの畑に囲まれた国道を走り、
お目当ての店を発見。ouvert(営業中)と書いてあります。


フランス買付け記4 やたら広い田舎のアンティークショップ

ヒエ~ッ、広い!この進入路からずっとお店の敷地です。
コの字型に建物が建っていて、真ん中の広場が駐車場になっています。


フランス買付け記4 やたら広い田舎のアンティークショップ

店と言うより倉庫のような感じです。正面の建物の右端には雑貨が、右の建物には
家具など大きなものが、左の建物は店らしくなっていてオーナーはここにいました。

ここでは、外の台に雑然と置いてあったアンティークの中に、色付きの可愛いジャムポット
があったのでそれを6個と、20年代のファッションイラストのフレームなどを購入。

こんな田舎でこんな無駄に広い店を持っていて商売になるのか~、と思っていたのですが、
週末に開かれる蚤の市には、こういう人達が大きな車にアンティークを満載にして
出店しているんだ、ということに気が付きました。

平日はどこかの農家に行って、納屋に眠っている古道具を買い付けたりするのでしょう。
要するにディーラーさんの本拠地、と言う訳ですね。
パリを離れるとこういう店が点在しているようです。


フランス買付け記4 やたら広い田舎のアンティークショップ

次に行った店は大ヒットでした。
やはりコの字型に建物が配列された広い店でしたが、前の店よりちょっときれい。

面白いことに、右側の建物は厩舎だったそうで、鉄格子のはまった小部屋がズラリと
並び、それぞれの部屋にアンティークがきれいに並んでいました。


フランス買付け記4 やたら広い田舎のアンティークショップ

どの建物にも屋根近くの壁に、こんなブリキのプレートがたくさん付いているの。
これ、馬の競争(レース?)のときのプレートなんですって。つまり、競馬か?

だからと言う訳ではありませんが、ここではとても素敵なレースをどっさり買いました(。・Д・。)エッ?
今まで私が見た中では一番古いレースで、1870年代のものからあります。
麻100%のドイリーや、変わった編地のテーブルセンターなど、状態の良いものばかり。


フランス買付け記4 やたら広い田舎のアンティークショップ

60代のマダムと40代の娘さんが店番していましたが、やはり品揃えが女性目線ですね。
ここでは人形の乳母車を見つけ、どうやって持ち帰るかも考えずゲット!
帰国時に苦労することになるとは夢にも思わず・・・。

その後も3~4軒回りましたが、先の2軒ほど安くはなく、やっぱり蚤の市価格だわ、
と思って何も買いませんでした。まだ買付け初日だしね。もっと安い店があるわw


と、時計を見ると2時過ぎ。さすがにお腹が空いてきましたが、日本と違って国道を
走れど走れど、コンビニはもちろん、レストランやカフェなど全然ないのです。


フランス買付け記4 やたら広い田舎のアンティークショップ

ようやくレストランを見つけ、ランチタイムにギリギリセーフ。
ほほ~。ここはホテルもやっているらしい。ベッドの絵が描いてある。

フランス買付け記4 やたら広い田舎のアンティークショップ

前菜はバイキングで、というので遠慮なく山盛りで。


フランス買付け記4 やたら広い田舎のアンティークショップ

サラダとポテトがボールでド~ンと出て来ましたよ。
そんなに食べれませんって!

恵理子さんのメインディッシュは牛肉のステーキ、私のは・・・何だろう?
「マッシュポテトと挽肉のグラタン風」みたいな料理。すごく美味しかった!
食器が学校給食みたいでしたが・・・。

これにコーヒー付きで1人13.2ユーロ(2,000円弱)なので、フランスのランチって
高いな~と思いません?日本のように1,000円以下では食べれません。パー

フランスでは、アンティークショップのことを「ブロカント」と言いますが、ここまで来ると
広大な土地に散在している上、思ったほど安くはないので、ランチ後はUターン。

恵理子さんの住んでいる所の隣り町に2~3軒はブロカントがある、と言うのでそちらに
向かうことにしたのです。続きはまた次回。




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