シエルの奮闘記

先週、シャドーボックス展があったので、前回の投稿から10日以上間があいてしまいました。
11月に入ったら、買い付けてきたアンティークなども紹介していきますので、その前に
少しでも進んでおかなくてはね。では、サクサク行きます！

時は9/6(土)、フランス滞在4日目の朝を迎えたところからです。
前夜は、深夜2時まで騒がしかったカフェのせいでろくに眠れず、眠い目をこすりながらも
急いで朝食を食べ、9時にはホテルを出ました。

この日はパリ郊外の蚤の市へ行った後、午後の遅いTGVでベルギー国境近くの町まで
移動することになっていたので、ちょっとハードスケジュールでした。



モンパルナス駅に向う途中、マルシェが開かれていたので、その中を通っていきました。
パリの町では、週2～3回、あちこちでこんなマルシェ（市場）が立ちます。



インゲンやラディッシュがすごくきれいに並べられていて、感動ものです。
スイカ、日本のと違って細長いですね。



お花屋さんもたくさん出ています。



きのこ屋さんです。面白いですね。
一番手前の黒いきのこ、名前は忘れましたがすごく美味しい！と恵理子さんが言ってました。



前日の街歩きでカニ専門店を見かけましたが、こちらは牡蠣の専門店。
さすがフランスですねぇ～。
しかもまだ9月で暑いというのに、冷蔵庫に入れずに売っている・・・。腐らないの？



ギョッ！この巨大な魚はナンだ？エイですかねぇ～。
さらにその向こう側で寝そべっている、ウツボのようなのは何？コワッ！

フランスの魚屋さんでは、日本のように切り身では売っていません。
1匹丸ごとなので、魚をおろすのが苦手な私は住めそうもありません。

ちなみに、帰り(12:40頃)にこの店の前を通ったら、ウツボ君、下半分になっていましたよ。



マルシェをぬけるとすぐ、モンパルナス駅です。
背後にはこれまたパリでは珍しい、巨大な現代的ビルが！



駅前に郵便局の本局があったので、お客様から「フランスの切手が欲しい。」
と言われていたことを思い出し、ちょっと寄ってみました。
さすがにロワールの田舎と違って、パリの郵便局はちゃっと時間通り開いているようです。

郵便局で驚いたこと。
切手は1枚ずつ売ってくれない！シートで買うんですって！
日本と同じように1シートは50枚くらいあるんですよ。

恵理子さんに、｢みんなそんなにたくさん切手を買ってどうするの？｣
と聞いたら、こちらの人はけっこうよく手紙やハガキを書くんだそうです。それにしても・・・。

それでもここは本局なので、これならバラ売りしてもいい、という切手があったので、
風景や女性の絵など、良さそうなのを10枚ずつ、計60枚買ってきました。
ほんとは記念切手が欲しかったんですが、シートでは多過ぎますものね。



郵便局の前から、蚤の市のあるヴァンヴという街に行くバスに乗車。
このバス、2両編成できれいです。この日は土曜日なのですいていました。

パリのバスはわかりやすくてかなり便利です。
それに、メトロと同じ切符で乗れるし、どこまで行っても同じ料金なんですよ。

切符は「カルネ」という10枚つづりを買っていつも持っているのですが、
1枚当たり1.37€（￥200弱）だからすごく安い！ガソリンは高いのに不思議です。

ヴァンヴにはメトロでもいけるのですが、実は恵理子さん、フランスに20年ほど
住んでいるのにメトロは嫌いなんです。

以前、アテンドのお客さんと一緒にメトロに乗っていたら、お客さんのバッグが
引ったくりにあいそうになったんだそうな。それ以来メトロは危ないからって

そう言えば、もう一人のアテンダントのメグさんが見た､電車の中でのすごい引ったくり
の話をしましょう。

電車に乗っていたメグさん。駅に止まってドアが開き、男の人が乗り込んで来たと思ったら、
前の席に座っていた旅行者らしき女性のスーツケースをつかんで、アッという間に
電車から降りて行ってしまったんですって！

その女性が｢あ”～！｣と言った時にはもう電車のドアが閉まり、無常にも走り出し・・・。
外国に行くと、日本では考えられないようなことが起こります。
みなさんも、日本から一歩出たら、とにかく気をつけましょう。

話が脱線して長くなりましたので、蚤の市の様子はまた明日。
買付け記も、これでようやく半分くらいきました。フランス展の前に終われるかしら？