シエルの奮闘記

3年間東京に行っていた父が、また浜松に舞い戻って（戻されて？）
きましたので、4年振りに復活した「父の背中」シリーズ。

もう見れないのかとガッカリしていた方、大丈夫です。
まだこのあと何回かお見せできることでしょう（笑）

何のことかわからない方は、こちらをご覧下さい。

浜松医科大学付属病院を2週間前に退院したのですが、手術後に
行った検査の結果を聞くために、今日父を連れて病院に行ってきました。



ゲッ、病院に行くのにアロハシャツですか！
とは思ったものの、どうもコーディネートを考えて決めたようなので
ここは引き下がることにしました。

オレンジのアディダスにオレンジの腕時計！
以前はどちらも赤でしたが、どうやら東京で新調したらしい。
ユニクロのジーンズもワンウォッシュからバイオウォッシュに変わってるし。

秋冬のスカジャンほどのインパクトはありませんが、
充分笑わせてくれます。


午後1時半の予約だったので1時には受付したのに、診察室に
入ったのは3時半。大病院はこれだからきらいだわ～。

先生からは、
「腫瘍も小さかったのできれいに取れましたし、血液検査の結果も
問題なく、全て順調です。」

と言われ、安心しました。おまけに、

「お父さんは、医大で今までにやった腹腔鏡手術の最高齢の記録を
更新しましたよ。」って

そ、それは名誉なことで。
普通、85歳を過ぎると手術はしないことが多いそうですから、
それだけ体力があって、健康体だったからなのでしょう。

回復力も人並み外れていて、次回の通院は9月中旬でいい、
ということなので私も助かります。

しかし、先生から最後に気になる一言が。

「入院中、小銭入れがないとか携帯が見つからない、とか言うことが
ありましたが、身体は元気でも脳は年相応に老いてきています。
もし必要でしたら、いつでも紹介しますから言って下さい。」

これって、認知症の始まりだから、進行を遅らせるよう外来を
受診したほうがいい、という意味なんでしょうね。

本人には、テレビばかりみていないで、パズルをやったり運動以外の
趣味を見つけて、頭を使わなくちゃだめだよ、と言っておきましたが、
はて、スポーツ以外のことに興味を示してくれるでしょうか。