シエルの奮闘記

帰りの飛行機のチケットも予約し、ヤレヤレと思ったところで、「しまったぁ！」と声を上げました。一つ、忘れていたことがあったのです。

今年は久し振りにベルギー国境近くの街、リールに行こうと思っています。

そこでは毎年9月に大きな蚤の市が開かれるのですが、世界中からたくさんの人が集まるので、早めにホテルを取らないといけないのす。

毎年、開催日が終わるとその日の内に1年後の宿泊予約をする人がほとんどなので、その5日後、つまり宿泊予定の360日前では、駅近の安くていいホテルはまず取れません。

残っているのはドミトリーのように格安だけど相部屋とか、1泊3万円以上するような高級ホテルばかり。

あいた～っ！
9/5に来年分のホテルを予約しなくちゃいけなかったのに、忘れていた！

10年ほど前になりますが、初めてこの街に行った時は事情を知らず、宿泊予定の9カ月前に探したら、街なかには全然なくて駅から10km以上離れた所のホテルを予約しました。

朝食代を入れても1泊￥9,000ぐらいで安かったのですが、会場のある街なかまでタクシーで30分、￥6,000ぐらいかかりました。往復ですからね、結構なタクシー代になります。

あぁ、もうろくなホテルは残っていないかも・・・。
と、悲壮感を漂わせながらネットでホテル探しをすること半日。

まあ、これならいいか、と思えるようなホテルを見つけ、とりあえず予約は入れました。


イビス スタイルズ リール サントル グランド プラース
(ibis Styles Lille Centre Grand Place)

長ったらしくて、とても覚えられません
でも、イビスと言えば、あちこちにあるチェーン展開のホテルなので、悪くはない。

外観は私の好きな歴史的建造物ではないし、大したことありませんが、リールユアラップ駅から徒歩8分で、朝食付き￥13,000ならまずまず。

でも、今年行くつもりで去年9月に予約したホテルは365日前だったこともあり、駅前で朝食無しだけど￥10,000強だったから、やっぱり5日間の出遅れは痛かった・・・。

この街の蚤の市は、去年も今年もコロナで中止になりましたので、来年こそは、と皆さん必死なんでしょうね。


ホテルの食堂。朝食はビュッフェスタイルらしいのでこれもまずまず。

フランスのホテルの朝食には、ビュッフェ式の他、コンチネンタル式があります。

それを知らず、朝食付きに惹かれて予約したら、クロワッサンとコーヒー、ジュースだけのコンチネンタル式で、妙に寂しかったことが・・・。それ以来、ビュッフェ式であることを写真で確認するようにしています。

リールにはアテンドをしてくれる方と2人で行きますので、あまりグレードの低いホテルでは失礼ですし、かと言ってあまりに高いホテルというのも困る、と言う訳です。

とりあえずリールのホテルさえ予約しておけば、プロヴァンス地方とパリのホテルは来年でも十分なので、ゆっくり探します。

来年、本当に行けるのでしょうか。

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