シエルの奮闘記

パリでの楽しみは、何と言ってもこの蚤の市でのアンティークの買付け。
しかし、寒い！お昼頃になっても気温は上がらず、2、3度くらいしかなかったのでは？
鼻をかみかみ、何か良い物はないかと順番に店を覗いて行きます。



フランスでは、蚤の市のことをブロカントと言うのですが、扱っている商品のことも
ブロカントと言い、アンティークショップのこともブロカントと呼ぶらしい。

そのブロカント、ご覧のように青空市で、土日だけの開催です。
パリ南部の郊外にあるこの蚤の市は、200軒以上が並ぶ大きな市ですが、この寒さで
いつもより出店が少なかったような気がします。

ユーロ安で助かるわ～、と思う一方、売っているアンティークも年々高くなっていて
おいそれとは手が出ません。
値段を聞いてはしばし考え、やっぱりやめた！と諦めては次の店に移る、この繰り返しです。



あるお店の奥にあったこの白い引き出し、塗料の剥がれ具合が何とも可愛くて一目惚れ。
ちょっと高かったのですが、日本に持ち帰ることにしました。
1930年頃の物だそうですが、状態もいいしこういった小家具はめったにお目にかかれません。

他にも古い双眼鏡やカルトナージュの箱、銅のポットなど、まあまあの収穫でした。
1時を過ぎ、片付け始める店も出てきたし、とにかく寒いので我々も引きあげることにしました。

帰り道、中華料理店を見かけたので、あったかいラーメンでも食べたいね～
と、飛び込んだのですが・・・



ラーメンはありませんでした(´・ω・｀)ｼｮﾎﾞーﾝ
中華料理と言えど、フランスでは前菜、メイン、デザートとそれぞれ選ぶようになっています。

デザートの替わりにお茶でもいいというので、迷わずジャスミンティーをチョイスヽ(´ー｀)ｱｯﾀｶ~ｲ
前菜は北京スープ。初めて飲みましたが、見た目ほど味は濃くなく、
チョイ辛で美味しかったですよ。



メインは豚肉のなんとかを頼んだのですが、出てきたのは酢豚で、思わずニンマリ。
フランス語のメニューを見ただけでは、何が出てくるかわからないんですよね～。



パリも郊外まで足を延ばすと、こんなトラムが走っています。
古い建物の多いパリの街の中にあって、ひときわモダンで目を引きます。

実は、日本を離れる前にお客様から、このトラムの小さな模型を買って来て欲しい、
と頼まれていたので、一旦ホテルに戻って荷物を置いてから、このトラム探しに出かけました。
はて、どこで売っているのやら。。。―明日に続く―