シエルの奮闘記

8/30（金）、迷いながらも北駅から徒歩15分ほどのホテルにたどり着きました。
50室の中規模のホテルですが、ミニキッチン付きのアパルトマンタイプというのが
気に入ってネット予約したホテルです。

映画『アメリー』に出てきた、サンマルタン運河のすぐそばにあります。
ここに1日目、3日目、4日目、7日目と飛び飛びで4泊しました。
1泊15,000円ほどですので、私としては大奮発です。
「着いたゾ～！」っと、ホテルに入ろうとした途端、


斜めがけしていたショルダーバッグの紐が、重さに耐えかねてブチッと切れた
着いたそうそう何てことだ！縁起でもない。

この先の1週間が思いやられるわ、と一抹の不安を胸にホテルに入りました。
この不安がのちに的中することになるとは、このとき思いもよりませんでした。


花の都パリに来たんだから、バッグくらい買えばいいものを、そんな時間もお金も
ないので結局、ギュッと結んでそのまま使うことにしました。
って、帰国後3日たった今でも中身もろともこのまんまですが


部屋に買った物を広げて梱包したり、段ボールに詰めたりするため広い部屋が
必要なので、一人でもツインルームを取るようにしています。

デザイナーズホテルとかで、お洒落なデザインに心惹かれて予約したのですが、
窓際のあんな高い所にあるTV、いったいどうやって見ろと言うの！
結局一回もスイッチを入れることはありませんでした。

ベッドの上のマットのような布は何？
寝る時は外しましたが、結局最後まで用途がわかりませんでした。


アパルトマン形式ということで、ミニキッチンが付いています。
夕食によく中華のテイクアウトを買って来るので、電子レンジがあるといいなと思ったのです。


冷蔵庫はもちろん、トースター、ポット、鍋から食器やカトラリーまで揃っていますので、
自炊する方には便利です。

が、かんじんの電子レンジ。すご～く高い所にあって、イスを使わないと届きません
おまけにフランス語なので、使い方がわからない・・・

この3日後に同じホテルに泊まったとき、夕食用に冷凍食品のスーパーでリゾットを買って
きたのですが、ダイヤルを回しても1分でチン！と言って止まってしまうのです。
まるでコンビニの電子レンジみたい。

ご飯ツブが食べたいと思って買ってきたリゾット、チン！を何回繰り返したことか
冷凍食品ですからね。10回じゃ済みませんよね（笑）

ホテルで一息入れたらもう8時。でも、この時期のパリは夜9時頃まで明るいので
フラリと北駅方面まで出掛けて来ました。

フランス人は宵っ張りが多いようで、カフェはどこも人でいっぱいです。
スーパーのカルフールを見つけたので、夕食用にお寿司を買ってきました。


ジャン！　ザ・FUTOMAKI
3cmほどですが、太巻きですか？しかも四角
おまけにこの女性、私には日本人には見えないのですが（笑）

こちらのお寿司はサーモンかツナが主流です。以前、お寿司のテイクアウトを買った
ときは美味しかったのでこれもいけるかもと思っていましたが、まずかった・・・。
半分も食べることができませんでした。

仕方がないので、日本から持参の缶ビールを飲んで、すきっ腹を抱えて寝ることに。
しか～し。ベッドに入ろうとしたら、掛け布団がない！

棚にビニール袋入りの枕はあったものの、布団ではない。
まあ、15度くらいで寒くはないので、シーツにくるまって寝ることにしました
なんとなく、前途多難な旅の予感が・・・。