シエルの奮闘記

イギリスのアンティーク・ガラスボトルが再入荷しました。
いつもロンドンから送ってくれているゆかりさんが、先月から一時帰国しているということで、
数日前に店までもって来てくれたのです。

ゆかりさんとは、昨年3月の一時帰国の時初めてお会いしたのですが、そのとき
お預かりしたインクボトルやレモネードボトルが大人気で、10月、今年の1月と、2度も
イギリスから追加納品して頂いたのですが、これも残り僅かになっていました。

どちらのボトルも色がきれいで形も可愛いので、アンティークに興味の無い方でも
「可愛いですね～。」と言って一つ、二つと買って下さるのです。


1900年代初頭のアンティーク・インクボトル
幅4～6cmと小さくて、コロンとした形がとっても可愛いですね。
一つ一つ色や形が異なっていますが、それがこのガラスボトルの魅力です。

100年以上前の技術で作られていますので、中に気泡が入っていたり、底の厚さが均一で
なかったり歪んだりしていますが、、味わい深く、独特の存在感があります。

口の部分がギザギザになっているのは、割れているのではありません。
昔は、薬のアンプルのように上部をポキッと折って、口を作っていたとか。

手作り感溢れるインクボトル、お値段も1,000円でお釣りがくる安さです。
形もサイズも一つ一つ異なっていますが、高さは4～6cm程度。


100年以上前の、レモネードボトル
イギリス、ヴィクトリア時代後期（1870年代～1901年）に作られたもので、
前後に英文字のエンボスが入っています。

レモネードボトルと言っても、液体が入っていた訳ではなく、粉末のレモネードの素が
入っていたそうです。

全て手作りですので、それぞれ色や形が異なり、中に気泡が入っている
ものもありますが、アンティークならではの美しさが感じられます。

今回入荷したのは、きれいなグリーン色。
昨年10月に入荷したクリアカラーも3個ありますので、お好みの色をどうぞ。

一輪挿しとしても活躍してくれそうな程よい大きさで、置いておくだけでも可愛いですよ。
高さは約10～11cm。


インクボトルとレモネードボトル以外にも、陶器のマーマレードポットやパテ用のポット、
ビンテージのアクセサリーなどが入りました。
こちらままた後日ご紹介します。