シエルの奮闘記

1週間ぶりの「フランス買い付け記」になります。
9/1（水）朝7時にバスでモンパルナスの駅に着きました。



出発直前に買った白いスニーカーは、事前に1日履いてみたら足に馴染まなかったので、急きょ履き慣れた黒い方に変更。

「あら、紐が汚いわ。」と思って足元を見たら、早朝のパリの町は更に汚かった（笑）



空港からのバスをモンパルナス駅前で降りて、歩くこと5分。
この日泊まる「ホテル　バークレー」はすぐに見つかりました。

パリの町はこのように放射線状になっている交差点がとっても多いのです。
このホテルも三角形の土地に建っていました。
外観は私好みの歴史的建造物で、まあまあかな、と一安心。

この日は一日中パリ市内を歩く予定でしたので、スーツケースを何とかしたかったのですが、さすがに朝7時ではホテルで預かってくれないだろうな～、としばし思案。



ホテルとは道路を挟んで右側に見えるのが、ランドマークとも言うべきモンパルナスタワー。
高さ210m、59階建ての超高層オフィスビルです。

手前の2階建ては、高級デパート「ギャラリーラファイエット」。
オペラ座横のギャラリーラファイエットは有名ですが、ここにもあるんですよ。
と言っても小規模で、品揃えは本家に比ぶべくもありませんが。



パリも日本と同じように、朝早くゴミ収集車が来るようです。
が、分別は全くと言っていいほどされていませんので、何もかも一緒くた（笑）



パリでは駅と言わず街なかと言わず、エスカレーターがあること自体珍しいのですが、モンパルナスは大きな駅なので地下道からの出口に一つあります。

2年前この先のホテルに泊まった時はこのエスカレーター、
壊れていましたが、今日は動いています。
（この4日後にまたここへ来た時には止まっていましたが・笑）

エスカレーターだけでなく、コインロッカーのある駅もマレです。
モンパルナス駅の中2階にあることは知っていたのですが、そこまで運ぶのは面倒だな～、と思い、一大決心してホテルで聞いてみることにしました。

するとフロントの、ホテルマンと言うより「おじさん」と言う感じの人が
「部屋も空いてるから使っていいですよ。」
って、信じられないような返事が！！！
まだ朝の7時半なのに、なんていいホテルなんでしょう。



朝日が燦燦と降り注ぐ、気持ちのいい部屋でした。
インテリアは簡素ですが、去年のホテルに比べたら同じくらいの値段で格段に上等です。



明るいはずです。角部屋で窓が2面にあります。
三角形の頂点に当たるところなので、部屋は台形でしたが。



しかも5階なので見晴らしもgood！
手すりの所にホテル名の看板が付いていました。

ちなみに、フランスの5階は日本で言う6階に当たります。
フランスで1階、と言ったら日本の2階のことですから覚えておくといいですよ。

日本の1階はフランスでは0階になり、「rez-de-chaussée」　レドゥショセと言います。
「車道と並行」という意味らしい。
エレベーターではRCと表示されています。



ホテルは必ず冷蔵庫付きを予約するのですが、このホテルでは
クローゼットの隅に付いていました。
さっそく、日本から持ち込みのビールとペットボトルを冷やします。

荷物を開けたり何だりで1時間ほど部屋で過ごしていると、
トントンと、ドアをノックする音が。。。。。
「まさか、早く部屋を出ろ、と言うんじゃないでしょうね。」
といぶかりながらドアを開けると、




フロントにいたおじさんが、
「カードキーが差したままですよ。」とニッコリ

アブナイ、アブナイ。
初日からこれでは先が思いやられると言うものです。

このあと、ビーズなどを買うためにパリの中心街に出かけました。
その話はまた次回。

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