シエルの奮闘記

少し前のことになりますが、親戚で不幸があり、夫だけが実家に帰りました。
夫の実家は青森県。八戸から少し内陸に入ったところ。遠いです！

向こうのお葬式はお通夜がなくて、告別式、お別れの日と何だかの日で3日間は続くらしい｡
ところ変われば、冠婚葬祭のやり方もずいぶん違うものですね。

東北新幹線の開通で青森も近くなりましたが、夫が実家に帰るのはなんと20年ぶり！
と言っても仲が悪いわけではありませんのよ。
5人兄弟の末っ子だし、浜松に住んでもう30年以上になるので、
こっちに根が生えてしまったんでしょうね。きっと。



4日目に帰ってきた夫のお土産はこれ。かき餅というんでしょうか？
買ってきたというより、もらってきた、という感じですが。

胡麻が入っていて変わっています。
かき餅という割には固くなくて、そのままポリポリ食べれてしまいます。
かき餅を食べながら、「どうだった～？お母さん、元気だった？」
と聞くと、（ちなみに、義母は86歳で元気です。）

「う～ん。歳をとったな～。オレが顔を出したら、『どツラさんですか？』って聞かれたよ。」
と、ショックを隠しきれないようす。
ま、20年も経てば息子の顔も忘れますよね。（って、そんなはずはありませんが。）

名前を言ったらすぐわかったそうですが、そのあとがいけません。
バリバリの遠州弁を話す夫は、義母の話す青森弁がわからず、会話が続かなかったそうな。
私も義母と電話で話した時、ところどころしか言葉がわからず、生返事をするばかりでした。
お年寄りの生青森弁、それはもうTVドラマの比ではなく、ほとんど外国語状態です。

それはさておき、後日、青森の親戚からお礼にと、おいしいものがドッサリ届きました。



浜松では手に入らないものばかりです。うれしい～

・パウチ入りのりんごジュース。採れたてをパックするので、おいしいの～。

・なんばん味噌。夫の大好物。野菜の味噌漬けのようなもの。私は苦手ですが。

・八戸せんべい汁。これ、知ってますか？
以前、富士宮のB級グルメで優勝したことがありますよね。
この煎餅はお菓子ではなく、料理用です。箱入りのレトルトパックと共に、
煎餅もたくさん入っていますので､今度作ってお見せしましょう。おいしいですよ～