久々の東京行きは、日帰りで往復高速バスを使った弾丸ツアー。

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先週の土曜日、3年ぶりくらいに東京に行ってきました。
往復には、これも久しぶりに復活した遠鉄バスのe-LineRを利用。

新宿・渋谷行きに乗るのは初めてですが、いつものように浜松インターの無料駐車場に車を置いて行きました。

横浜まで4時間かかるのに、東京行きはJRのバスだからなのか渋谷まで3時間26分と所要時間が短い。朝7:30のバスに乗ったら11時前には渋谷の「マークシティ5F」に着きます。

行き先が目黒なので、自宅からバスを使って新幹線、山手線と乗り換えるより、高速バスを使った方が便利だし往復7,000円以下と格安です。

渋谷 ハチ公像 待ち合わせ場所 

マークシティが渋谷のどこにあるのか知らなかったので、まず5FからB1に降りて、食品売り場をテクテク歩きました。

すると、それが渋谷駅地下の食品売り場につながっていたので、そこから地上に出たらハチ公前の出口でした。マークシティは、ハチ公のお尻の所に立って道路の反対側を見ると、斜め左辺りにあるビルでした。

渋谷 スクランブル交差点 混雑

時間があったので、道玄坂辺りをブラブラ。
スクランブル交差点には、コロナなんてなんのその、と言うくらいの人・人・人!

そのご目黒に向かい、東急目黒線に乗り換えて1つ目、「不動前」にある「安養院 ひかり陵苑」に行きました。

5年前、実家のお墓をここに移したのです。ひかり陵苑とはこんな所。



イベントに出ていると、ブログを見て下さっている方から、
「その後お父さんはお元気になられましたか?」

と聞かれることがあるのですが、ご心配かけて申し訳ありません。

3月初旬に医療センターに救急搬送されましたが、介護型病院に転院した3日後の4月上旬、他界しました。足と背中の骨を折っただけなのに、それが元で死んでしまうなんて、と正直びっくりしています。余程ショックだったのか何も食べられなくなりました。

死因は「誤嚥性肺炎」となっていますが、私は老衰だと思っています。
100歳と1か月。長生きしました。

その父の四十九日で、納骨のために東京に行ったのです。

法要も30分ほどで終わり、帰ろうとしたら、義妹が「工事中だった納骨堂が完成しているから、見ていきませんか?」と言うので、ちょっと覗いてみました。

元から5階建ての立派な建物でしたが、左側にぴったりくっつけて納骨堂を増築したらしい。
それが、安藤忠雄氏の設計、と聞いたので興味シンシン。

安養院 ひかり陵苑 遺族からのメッセージ

安藤氏らしい、コンクリート打ちっぱなしの内装に納骨堂、という洋と和のフュージョンですが、不思議とマッチして、モダンな中にも荘厳さのある素晴らしい建物でした。

ここは2階の書架式納骨室。左は吹き抜けなので、明るくて柔らかな日が差し込んでいます。ガラスには亡くなった方へのメッセージが貼られています。

書架式納骨室 一人用 二人用 納骨箱

上のガラスを左に回り込むと、本棚に入ったファイルのようなものがズラリと・・・。

これは「おひとり陵」と言って、おひとり様用のお墓ですって!このファイルのような箱の中にお骨が入っているらしい。二つの箱がくっついた「おふたり陵」もありました。これからはこういうお墓が増えるのでしょうか。箱の茶色い楕円は観音様が彫られていました。

明るくって、ぜんぜん暗い感じがしないところがいいですね。

ひかり陵苑 安藤忠雄設計 観音様 逗子式納骨堂

地下1階に降りると、ここは壮観!
納骨壇と言うらしいのですが、観音様が彫られた箱が天井までズラ~ッびっくり

固定式の納骨堂なのでその前でお参りできるようですが、どれが自分の家のかわからなくなりそう。

柱の横の箱は見本。観音様は引き出し式の箱の正面で、中にお骨を入れるのです。陶器の骨壺ではなく、信玄餅の袋の様な袋に入れるようです。四角だからぴっちり収まりそう。

この箱を厨子と言いますが、大小あって、大の方には8個、小の方には4個位入るらしい。

厨子 吹き抜け 噴水 納骨堂

中央に吹き抜けがあり、以前は噴水のように水が流れていたらしいが、今は節電ですか?

とにかく、おびただしい数の観音様に圧倒されました。
1つのお厨子が70万円~とHPに書いてありますので、ここだけでも全部売れたらいったいいくらお寺に入るの?

と不埒な考えが頭をよぎりました。

実家のお墓は、入口でカードを差し込むと「墓碑」と呼ばれる、墓石のような物がウィ~ンと出てくる自走式ですが、他にも個別合祀と言って、骨壺だけを棚に並べるタイプもあるし、このお寺だけでも何千世帯分もの納骨ができそうです。

今まで見たこともないようなお墓の形に圧倒されましたが、お花もお線香もあげられないお墓なんてちょっと寂しいな、と思いながら、浜松への帰途につきました。


★出店予定のイベント(詳細は今後ご紹介します。)
6/11(土)12(日) 古民家ギャラリー遊「フランスのいいもの展」
6/18(土)~20(月) 浜松駅前ソラモ「アート&クラフトフェア」
6/25(土) 三方原・布やフジモト「手作りマーケット」
6/26(日) 東方塚会館「かんざんじマルシェ」
7/2(土)・3(日) 浜松城公園「アートカルチャーフェア」
7/16(土)~18(月) 浜松駅前ソラモ「アート・メッセ浜松」
7/24(日) 東方塚会館「かんざんじマルシェ」
7/30(土) 三方原・布やフジモト「手作りマーケット」
 
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アンティーク&フレンチ雑貨
  シエル・ブルー・ドゥ・プロヴァンス
静岡県浜松市中区富塚町
tel/fax: 053-475-4404
 
●ネットショップ
https://www.cielbleu-provence.com
●インスタグラム
https://www.instagram.com/cielbleu719/

イベント出店とWEB販売を中心としますので、
当分のあいだ店舗販売はお休みいたします。    
詳細などお問い合わせはこちらからどうぞ 
久々の東京行きは、日帰りで往復高速バスを使った弾丸ツアー。




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この記事へのコメント
お父さん、大変でしたね
お悔やみ申し上げます。

それにしても最新式のお墓で凄いですね
私の実家のお墓も上野に有りますが、古い
小さな昔ながらのお墓です。

バスの上京も良いですね
お疲れさまでした。
Posted by ぼのぼのぼのぼの at 2022年06月02日 09:06
☆ ぼのぼのさま

ありがとうございます。
夜中に眠るように息を引き取ったようです。
100歳ですからね、天寿を全うしたと言えるでしょう。

4年前に実家のお墓を見た時はそれほど驚きませんでしたが、
お一人様用や観音様付きの引き出しにはビックリ!
ぼのぼのさんのご実家には昔ながらのお墓があるんですね。
それが一番です。
でも、今の東京都内では普通のお墓なんて無理なようです。
Posted by しえる しえる  at 2022年06月02日 16:14
 
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