シエルの奮闘記

3.11の今日（あ、日付が変わってしまいましたが・汗）、フランスに20年近く住んでいる
日本人の友達から、福島へのメッセージとして、画像が届きました。


No Nukes　　Let's　work with wind and sun!
原発反対　　風と太陽を使おう！
とでも訳すのでしょうか。

大震災から2年。
日本に住んでいる私たちでさえ、ともすれば忘れがちになるあの日のこと。
海外の方がこうして、日本のことを気にかけてくれている、というのは嬉しいですね。

未曾有の大災害、と騒がれた東日本大震災も、2年経つと人々の関心は薄れ、
どこか他人事のような意識になりつつあります。

かく言う私も、震災直後は義援金や浴衣を送ったり、イベントで間接的な支援はしたものの、
その後はほとんど気にかけることがありませんでした。
東北に住む身内が被災していると言うのに。。。

テレビではこのところ毎日、大震災関連の番組を流していますが、それを見ては、
今の自分に何かできることはないだろうか、と考えていたところ、2日前の朝日新聞で、
こんな記事を見つけました。


被災地の方が口をそろえて言うのは、
『大震災のことを忘れないでほしい。私たちのことを忘れないでほしい。』

東海地方に住む私たちは、この震災を他人事として捉えるわけにはいきません。
災害の恐ろしさを知り、そしてそれを後世に伝えるのも、今を生きる私たちの務めです。

いつか孫が生まれたら、その子にこの大震災のことを話して聞かせなくては。
でも、そのためには、この目で被災地を見てみたい。
そんな思いから、この夏休みは、東北地方に行くことにしました。

観光客が減っている東北地方、できれば被害の大きかった地域へ行き、その地に泊まり、
なにがしかの買い物をすることも、小さな支援になるかも知れません。

盛岡にいる妹とも、もう何年も会っていないから立ち寄ろうかな？
いやいや。20年以上帰ってない、青森の夫の実家に顔を出さない訳にはいかないわ～。
2泊3日では厳しそうな東北への旅、これからプランを練ります。

皆さんも、今年の夏の旅行は東北地方に行きませんか？